✈︎型その1② (寒晴、凍鶴)
寒晴やベリーショートの婦人科医
寒晴/晩冬
凍鶴や青信号をヒール音
凍鶴/三冬
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先日受けた健康診断の日の出来事からの二句。
一句目。金髪に近い茶髪のベリーショートの婦人科医。無駄のない淡々とした説明ながら、こちらの不安を払拭してくれる先生でした。去年の健診での女医さんに、ちょっと脅された(?)ので、ほっとしました。
「寒晴」、季語との距離感というか、衝撃になっているかどうか、まだ掴めていません。
二句目。
朝のオフィス街の横断歩道の無言の人並みの中で、前を歩いていた女性のヒール音が厳しい雰囲気を醸し出していました。(と、勝手に感じました。)
凍鶴は、厳寒の中で、凍ってしまったかのようにじっと寒さに耐えている鶴。どうでしょう。
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トップの画像は、Atelier hanamiさんのイラストをお借りしました。
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