✈︎秋の雑詠 2023/9/7 白桃、葡萄、残暑、蕎麦の花、新涼
居住まひをすつと白桃むきにけり
白桃/初秋
黒葡萄三粒微熱の口窄め
葡萄/仲秋
取りこめる衣類すみずみまで残暑
残暑/初秋
文に父生きてゐるなり蕎麦の花
蕎麦の花/初秋
新涼や戸口の義姉の笑み白し
新涼/初秋
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ご無沙汰しております。
夏の後半から余裕がなく、noteもたまに覗く程度のまま9月も1週間がすぎてしまいました。体は至って元気です。
今朝の当地での爽やかな風を受けてハッとしました。自分には時間があるのに「余裕がない」なんて言い訳をしているうちに、大好きな秋が、もしかしたら冬まで、過ぎ去っていってしまう。こうしちゃいられないと、久々の俳句幼稚園登園です。
本日の五句は全て、8月下旬まで滞在していた日本で考えたものです。
よかったらどれか一つでも、ご感想やアドバイス、好きなものなど教えていただけたら嬉しいです。
これから、またどうぞよろしくお願いします。