季語:燕来る、つばくらめ、春の星、星朧、と、推敲(春分)
① 白ピケのタイ新調す燕来る
② 電線の三羽尾くらべつばくらめ
③ 片恋の千里のゆくへ春の星
④ 星朧米粉シフォンの音ふたつ
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昨日は、「燕」を見た瞬間から燕尾服が頭から離れなくなり、オーケストラの指揮者とか、クラシック音楽とか、そちら方面で頭が固まってしまいました。頭を休めて、一日遅れの投句となりました。
① 「白ピケのタイ」は白いピケ織りの蝶ネクタイのことです。
② ネットで燕の写真を探していたら、三羽がぴっと尾をそろえて電線に止まっている写真がありました。燕の雄は、尾の長さも魅力のひとつらしいというネット記事も見かけました。
③ 「片恋」という言葉を使ってみたくて詠んだ句です。
(写真は、ほとんど真っ黒にしか見えない今日の夜。肉眼だと意外と星がよく見えました☆)
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推敲
◇ 元句:春分やパステルカラーめく国土
推敲:春分に淡き色めく山河かな
皆々様、たくさんの貴重なご意見やアドバイス、本当にありがとうございました!言葉の一つ一つを、丁寧に選んで詠んでいきたいと思います。
いつも本当にありがとうございます。ご意見やご感想、よかったら今日もよろしくお願いします!