✈︎ 秋の雑詠(2023/10/2)
啄木鳥や文机にペン止まりをり
啄木鳥(きつつき)/三秋(動物)
以下は、昨日の三句の推敲です。
元句:仕舞ひこむチェコ語のテスト秋の蜂
→ 一点の足らぬ答案秋の蜂
元句:語らへる図書館の帰路碇星
→ 碇星語らひ尽きぬゆるき坂
元句:店主破顔秤へ甘藷もうひとつ
→ 軽らかに一つおまけと甘藷売り
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一句目の啄木鳥。
昨年俳句幼稚園で、うまく詠めなかったことを覚えています。今回はどうでしょうか。
原稿や手紙など、文章が思うように書き進められていない様子を詠んだつもりです。
昨日の三句の推敲は、説明しすぎず、削りすぎず…と考えて、考えて考えて、結局頭で詠んでしまっているかもしれません。
ご感想をいただけたら嬉しいです。
トップの写真は句とは無関係。
今朝外を歩いていて見かけました。林檎を小さくしたような1センチくらいの実は、花海棠の実?
今日も本当にありがとうございます!