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季語:春嶺、春の山、と、推敲(柳の芽)
① 春嶺や大階段の娘役
② 黙したる山へ春嶺よと叫ぶ
③ てつぺんでおむすび食べた春の山
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① これは...。宝塚歌劇のことなのですが、どうでしょう。わかりにくいですか。今日たまたま、大の宝塚ファンの姪と話していて発想を得ました。宝塚大劇場の近くには山があったなぁと思い出し、あの辺りの山々も春めいているだろうかと。そして、歌劇のフィナーレなどに登場する大階段(おおかいだん、と言うそうです)と春の山を重ね、娘役を、春の花のイメージで。かなり独りよがりになってしまっているかもしれません。「大階段の娘役」で、宝塚が浮かびますか?
② うちから見える遠くの山脈にはまだ雪が残っていて、早く起きて~!と言いたくなる状態。実際には存在していない「春嶺」を詠むことの是非、そして「山と嶺」、同じ意味の語が二度出てくるのことの是非も気になります。
③ かなり昔の話です。うちの子達が通った幼稚園はとても小ぢんまりとしていて、春のお別れ遠足では、全園児が一緒に山登りに行きました。その楽しい思い出を...。というのは理想の思い出。実際は、遠足当日は、3月半ばというのに非常に寒い日だった。にもかかわらず、当時年中だった娘の防寒対策を完全に間違えて行かせてしまったため、娘は寒さに震えて涙し、先生方や引率のお母さん達にも大変迷惑をかけてしまったという、猛省の思い出です。娘は全く覚えていないそうですが...、ごめん。
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推敲
◇元句:柳の芽瀬戸のふたりの船出かな
→ 倉敷のふたりの船出柳の芽(晴田そわかさん)
→ 柳の芽ふたりの船出寿ぎて(ラベンダーさん)
昨日の、上の元句は、詠みたいことや情報が中途半端になってしまっていました。推敲の二つ、どちらもすっきりと情景が浮かぶようになりました。ありがとうございました!
よかったら、ご意見やご感想など、今日もよろしくお願いします。いつも本当にありがとうございます。