✈︎春の雑詠 4/20 〜春色、ふらここ、麗か、穀雨〜
春色を速度遵守の初心者よ
春色(しゅんしょく)/三春
ふらここや同窓生の名を忘れ
ふらここ/三春
麗かや初個展せる九十路
麗か/三春
いにしえの和の色学び穀雨かな
▶︎新たなる和の色を知る穀雨かな
穀雨/晩春
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一句目。
運転初心者の娘が運転している様子から。
花や緑が美しい道路を、きっちり制限速度で走ります。周りの皆さんもイライラすることなく、ゆったり運転しているように感じました。
二句目。
二十年以上連絡をとっていなかったサークル仲間が、数日前に突如ライングループで繋がったのですが、思い出せない人が若干…。人数の多いサークルだったので、私を忘れている人もいるでしょうねぇ。
三句目。
母の知り合いの九十歳になった女性が、最近東京で、人生初の絵画の個展を開いたそうです。確か、七十を過ぎて絵を描き始めたのだったはず。
「私の人生これからです!わくわくします!」
と、おっしゃっていたそうです。
四句目。
雨上がりの、今朝のアパートからの景色。緑の色が、全体的にワントーン濃くなったようでした。日本の伝統色には、同じ緑色でも少しずつ色味の違うものがあって、それぞれに美しい名前がついていたなぁと、以前読んだ本を思い出しました。
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説明が長くてすみません!
いつも本当にありがとうございます。
どうぞよろしくお願いします。