季語:山桜、花時、花過ぎ
① 山桜スカイラインを隠れんぼ
② 運転の君の分まで山桜
③ 花時や不意に浮きたつ白き髪
④ 花過ぎて初担任は二年生
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① カーブ道で、山桜が見えたり見えなくなったりする様子です。
② 運転に集中するために景色を楽しめない運転手の分まで、山桜を堪能する助手席の人。君の分まで「見る」ということが伝わりますか?
③ ふと鏡を見たら、えー、白髪がこんなに増えていた!「浮きたつ」は「目立つ」という意味で使ってみました。
④ たまたま昨日、3月に卒業してこの4月から小学校の先生になったばかりの姪が、小学2年生の担任を持つことになった!楽しい、でも大変!と聞いた話を詠みました。
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トップの写真は、梨の花。あっと言う間に花過ぎて、すっかり葉梨です。
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