【俳句幼稚園弐: 「お」】
① 大津の夜湯豆腐を召すひとり旅
(湯豆腐/三冬)
② 御品書ぐじの二文字にさんざめく
(ぐじ/三冬 =「甘鯛」の子季語。駿河湾で獲れるものは興津鯛、若狭湾で獲れるものは若狭ぐじと呼ばれる。)
③ 落葉掻まだ青き葉の混じりをり
(落葉掻/三冬 = 「落葉」の子季語)
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①、②: 友人が、家族全員不在の数日間があり、関西へひとり旅をしてきたそうです。初日の夜は大津の宿で、豆腐づくしと。
二日目の夜は、京都の居酒屋風の小さなお店だったかな。写真付きでグループラインへ実況中継。友人四人の会話が飛び交いました。それぞれの所でスマホの着信音が賑やかだったでしょうし、「わ~」「何それ~」「おいしそー!」、普通にスマホに話しかけますしね♪
あ、実際の御品書に「ぐじ」は無かったです...。
①の、「夜」と「湯豆腐」、漢字が続くのが気になります。
③ 今朝の実景。「まだ青き」が説明的のような。
〈オマケ〉
おでん具材フリーザーからいそいそと
おでんの具あれもこれもと鍋脹る
(おでん/三冬)
おでんの具材の練り物は、冷凍でアジアン食材店に売られています。しかし今住んでいるところはその種類は少なく、また良い大根がなかなか手に入らず、おでんはここでは作ったことがないです。
以前住んでいた州では大根も他の具材も手に入りやすく、作る度に鍋からこぼれんばかり、ぎゅうぎゅうに具を入れていました。
注:お鍋はふくらみません…
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あいうえお俳句が始まってから、食べ物関連の句が多いです💦
今日もここまでお読み下さり、ありがとうございます。
よろしくお願いします!