季語:初桜、初花、と、推敲(残雪)~追記あり~
① けふも鳩二羽そろひ来て初桜
② 初花や新しき書の扉開く
(はつはなやあたらしきしょのとびらあく)
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① 桜の話ではないのですが。2月の半ばくらいから、時々裏庭に二羽の鳩が来ます。たぶんいつも同じ鳩。10日ほど前にプラムの花が初めて咲いた日も鳩さん達が来ていて、しばらくの間垣根でゆっくりしていました。
② 「扉開く」は、「本を開(あ)ける」という意味で使いました。
~ここから追記~
元は「本をあける」という他動詞のつもりで詠みましたが、つる先生と花留さんのコメントを読ませていただき、ここは自動詞で「本の扉が開(あ)く」という解釈に変更したいと思います。その方が物語性もわくわく感も高まるように感じます。つる先生、花留さん、ありがとうございます!
~追記はここまで~
昨日、俳句関連の本がどどっと届きました♡以前、紫乃先生やなごみ先生、中岡はじめさんがおすすめして下さっていた本。
上の記事で紹介して下さっていた、合本俳句歳時記、俳句のための文語文法入門、新国語便覧。これらに加えて、旧かな入門というNHK出版の本、計4冊も!大人買い。すでに過ぎ去った、今年の誕生日の贈り物ということにしました。装丁も美しく、どれも手に取るだけでわくわくしてきます。
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推敲
◇元句: 残雪の真白幾重のがんこかな
→ 残雪や幾重の真白仰ぐ朝
今回も貴重なアドバイスやご感想など、皆さま本当にありがとうございました。コメント欄は宝物、を実感している毎日です。
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