季語: 金魚草、と、推敲(梅雨茸、梅雨菌)
① 金魚草カーテン替ふる娘かな
(きんぎょそうかーてんかうるむすめかな)
② 南欧の友見送りて金魚草
◆◆◆◆◆
金魚草は、いろいろなキレイな色の花が咲くのですね。ゆらゆら揺れる様子から、一句目はカーテンを取り合わせました。二句目は、金魚草が地中海原産、ということから考えた句です。
◆◆◆
推敲(梅雨茸、梅雨菌)
◇元句: 梅雨茸や園児ら己が傘さして
▶ 梅雨茸や園児みなみな傘さして
◇元句: 梅雨菌やけにすつくと取り敢へず
▶ 梅雨菌やけにすつくとひたむきに(鶫さん)
▶ 梅雨菌やけにすつくと威張り顔(alohaさん)
▶ 梅雨菌とりあへず上めざしとこ
(推敲の三つめは、「やけにすつくと」とは別の句を、「取り敢へず」という語を使って作ってみては?という、はねのあきさんのコメントから考えた一句です。こちら、6月25日から始まっている、みんなの俳句大会の鶴亀杯への一句といたしました!)
皆さま、たくさんのコメントをありがとうございました!
◆◆◆
トップの画像は、中目黒土産店さんからお借りしました。
今日もここまでお読み下さり、ありがとうございます!よかったらご意見やご感想など、どうぞよろしくお願いします。