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Photo by
kotoba_tanosii
季語: 暑し、と、推敲
① 風向のあちらへ戻りここ暑し
② 「おじゃまします!」男子ぞろりと家暑し
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① 扇風機や冷房の風が自分のところに届く寸前に、向きを変えて戻っていってしまう...という場面ですが、伝わりますか?
② 女子がたくさん集まっても、やっぱり暑いとは思います。
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推敲
◇元句: 海面のきは飛魚の青き命
→ 海面やとびを眩き生命かけ
▶ 海面をとびを眩き生命かけ(鶫さん、なごみさん)
「海面を」にすると、海面ではなく、「とびを(=飛魚)」が主役になるということが、よくわかりました。ありがとうございました。
◇元句: 壁のキミ指でコツンと金魚鉢
▶ ひとりの夜指でコツンと金魚鉢
皆さま、たくさんのコメントとたくさんの推敲案を本当にありがとうございました。推敲の御句が、どれも本当に楽しく勉強になりました。
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トップの画像は、Rさんのイラストをお借りしました。
今日もここまでお読み下さり、本当にありがとうございます。よかったらご意見やご感想など、どうぞよろしくお願いします。