季語:小満、と、推敲(亀の子、夏蒲団、夏掛け) 〜写真追加〜
① 小満やつひに入手の老眼鏡
② 小満の田面に映る日本一
(しょうまんのたのもにうつるにっぽんいち)
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① 老眼はとっくに始まっていますが..。気力体力を満たして、いろいろなものを見て、生き生きと過ごしていきたいです。下五が字余り。
② 一昨日、静岡県裾野市に住む友人が、田植えの終わった田んぼにきれいに映っている、「逆さ富士」の写真を送ってきてくれました。「もう少しして稲が育ってくると水面が見えなくなってしまうから、それまでのお楽しみ」、とのことでした。下五が字余り。
小満の今ならではの光景を詠んでみたいと思いました。
「小満の田面に映る霊峰よ」
「小満の田面に映る芙蓉峰」
なども考えました。
また、田んぼのことを「田面」としましたが、水をたたえた田んぼを表現する、季語ではない言葉が他にあるでしょうか。
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推敲
◇元句: 銭亀や甲羅干しする気合ひかな
・亀の子のおそるおそるの甲羅干し(鶫さん)
・亀の子のハラハラドキリ甲羅干し(よねともさん)
◇元句: 寝相美の幾変化かな夏蒲団
・美しき寝相あらはに夏蒲団
◇元句: 夏掛けの四角ぴたりと合へる朝
・早起きの畳む夏掛け角ぴたり(よねともさん、鶫さんからのアドバイスで)
今回も、たくさんのコメントやアドバイスをいただき、本当にありがとうございました!
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トップの画像は、Uchuuさんのイラストをお借りしました。
今日もお読み下さり、ありがとうございます。コメントやご感想などをいただけたら、とても嬉しいです!よろしくお願いします。