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季語:春日、春日影 (追記あり)
① 春日浴み名画めく七さいの作
(はるひあみめいがめくななさいのさく)
② 春日影出づる生命の名は雑草
(はるひかげいずるいのちのなはざっそう)下五字余り
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① 壁にかけてある子どもの作品に春の日差しが当たり、優しい光に包まれて、名画に見えるような気がしないでもない...かもしれない..。
「○○めく」という言い回しを最近何度か使っているので、「めく」を使わない句も考えました。
春日浴み七さいの作名画へと
しかし、説明的に感じられることと、「作名画」という、何通りかの熟語ができそうな漢字が三つくっついてしまうのが気になり、また意味も伝わりにくいかもしれないと思い、引っ込めました。「○○めく」に頼りすぎるのもよくないと思うのですが。
② うちの玄関前には石が敷き詰められています。冬の間は雑草は見かけませんでしたが、暖かくなってきて一気に出てきています。雑草と勝手に私が呼んでいるだけで、彼らも命だなぁと抜きながら思います。
〜ここから追記〜
「生い茂る草、抜いても抜いても生えてくる雑草」という意味で、夏草、青草などが夏の季語であることを、知りました。まだ生い茂っていない、出てきたばかりの草ということで、ここでは季重なりでない、と思いたいところです。どうでしょうか。
〜追記はここまで〜
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トップの写真は句とは無関係です。残りわずかとなったプラムの花に、春日が降り注いでいます♪
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