目の前でスポットを浴び
もっとずっと高いところで舞う彼らの背中を追っている。
いつも、いつも。

好きだ、踊ることは。

でも僕はまだ命を燃やせていない。
魅せようと踠くけれど
高すぎる壁が目の前に立ちはだかって通してくれない。

壁の壊し方を、僕は知らない。

だから、苦しい。

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