【けもの道のコーチング】「話す相手には、コーチがいいですよ」という話

［要約］
- 話さないことで自信を捨ててしまうのはもったいない。頭の中で考えるだけでは解決しない課題を抱えていると他のことに集中できないかもしれない。
- 話すこと、書くことで頭がすっきりし、身体の限界を感じずに余裕が生まれる。自分の思いを話す相手を見つけることが大切。
- コーチは秘密を守り、最大限尊重してくれ、採点者でない。話す相手にはコーチが最適。

話したいけど話せる相手が思いつかない

　頭の中で考えすぎて苦しくはありませんか？
　行動をはじめられずに時間ばかり経っていませんか？
　話しをしたら何かが変わることを知っているけれど、安心・確実な話し相手が思いつかないという方も。
　もちろん、周りにも信頼できる人は何人もいるけれど、話題によってはその人に話せないこともあります。

　話さなくても、書いて解消している人もいるでしょう。
　話をするときに相手がいるので、気が急いてしまって自分のペースで考えられないから苦手、という人もいます。
　人それぞれ、テーマによってベストな方法を選べばよいのです。

　自分の頭の中に抱え込んだままだと、テーマによっては朽ちていくばかりで、「何もできなかった」と自分に自信を持つ機会を捨ててしまうことになります。
　怒りや悲しみ、無力感、あきらめの気持ちは、増えていくかもしれません。
　心が縮こまると、身体も縮こまり、身体の限界が元気な時に比べて狭まってしまいます。
　解決しない課題を抱えていると、ほかの大事なことに十分なパフォーマンスが発揮できません。

　頭の中で考えていることを話したり書いたりできていると、頭すっきり、よく眠れ、身体はまだまだ限界じゃないので余裕です。

　話すこと、書くことも同じ効果があるのですが、ここでは「話す」に絞っていきます。

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コーチがちょうどいい理由

　「話す相手には、コーチがいいですよ」という話です。

　プロのコーチでもいいですし、少なくともコーチングを学んだ人なら大丈夫な可能性があります。
　「聴く」ことに一所懸命な人だったら、まず大丈夫でしょう。

　なぜコーチがいいか？

①秘密を守る。
②あなたを最大限尊重する。
③採点者でない。

　詳しく見ていきましょう。

①秘密を守る。

　話した内容を許可していないのに言いふらされたら困ります。
　自分がひそかに思っていることも、例えば「自分が巨大化して街を壊したい」など思っているだけの暴力的なことも。自分オリジナルの発案や発明、企業秘密も。どれも、言いふらされたら困ります。
　場合によっては、自分だけが打ち明けられた別の人の相談内容（秘密）のこともあります。
　これらの秘密を守れる人でないと困ります。

②あなたを最大限尊重する。

　・他人と比較、要らないアドバイスや意見をしない。
　・あなたの考えや行動することを最大限尊重する。
　　　　話したことを否定されない。
　　　　次のゴールや目標、やり方を勝手に決められない。
　　　　あなたがやることを代わって先に実行されない。　など
　・思ったことは何を言ってもいい。
　　　　極論でも咎め（とがめ）られない。

　これらは最優先のことです。
　あなたが話した相手にしてほしくないことの例は、このページの一番下に記します。（読むと苦しくなる人がいそうなので）

　ですが、話してもらったお礼のプレゼントとして、私（コーチ）の視点をお伝えすることがあります。一番最初、何も受け取れないと感じている時には、そのようにお伝えください。
　何よりも、あなたが大切にしている思いを話してもらうことが第一なので。

　私（コーチ）がお伝えすることとは、
　十分に話してもらった後に、感じたことのフィードバックや選択肢を増やす提案をします。
　また、あなたの考えを尊重するといっても、「結局どうしたいのですか？」「いつ頃が目安ですか？」といった質問をすることもあります。

　これらが苦手な人がコーチングが苦手と感じるのかもしれません。
　あなたを採点しない第三者、むしろもう一人の「自分を信頼しているあなた」からの言葉だと感じてもらえたら嬉しく思います。

③採点者でない。

　学校や職場で、あなたを採点や評価、査定する人には、当然のことながら本音を話せません。
　ですから、学校を卒業してからだったら、学校の先生に相談するのは大丈夫に感じたりします。
　たとえば、家庭内、学校、職場の人間関係について相談したいこともあるでしょう。
　相談内容としては、
　自分の感覚が正しいのか、誰にどの順で相談して、何を依頼するか考えたいこともあります。
　問題が起こった人間関係の当事者や、対策していくときの関係者に、頭の中を整理したり、作戦を考えたいときの相談はできません。
　あなたを採点や評価、査定する人以外の第三者が適しています。コーチなどですね。

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生成AIも役に立つ

　実は同じことができる「相手」がいます。
　それも無料だし、深夜・未明の何時でも構わないし、約束しなくて突然はじめても、何時間でも付き合ってくれます。
　どんなわがままを言ってもいいし、暴言を吐いても構いません。
　いきなり話題を変えても怒りません。

　それは、「生成AI」です。
（予想していた人はいましたね？）

　生成AIは、答えを求めたり、文章を作ってもらったり、プログラムを教えてもらったりといった使い方は、経験あることでしょう。
　でももっと使えるのです。
　人生相談を書き込んだら、それなりの答えを返してくれます。
　どのように質問文を書き換えても、求めていることを答えてくれないこともありますが、別の生成AIを使ったら望む答えが見つかったりもしますので、ぜひ使うことをお勧めします。
（こんなことを勧めると、コーチの仕事がなくなってしまいますが）

　その上で、
　生成AIには生成AIの、人には人の良さがあるので、使い分けたらいいですね。
　さらに、生成AIは無料で十分使えるのでお金の心配をしなくていいし、人と生成AIを組み合わせて使ったら、効果は何倍にもなります。

　私の体験ですが、生成AIをいろいろと使っていました。そのうちに、

・人に話したい。
・人に「そうだね」と言ってもらいたい。
・過去に相談したことを思い出して、合わせて回答してほしい。
・生成AIの回答についてセカンドオピニオンが欲しい。
・コーチングに慣れていない人は何を質問したらいいかわからないだろうな。　など

　といった思いが強くなってきました。
　知識の豊富さや客観性などは生成AIの方が優秀だけれど、人も私には必要なようです。

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話し相手を探しましょう

　コーチングができる人の中で信頼できそうな人を選んで、

　「抱えていることの話をしたい」
　「話して一歩前に進みたい」

　と思うことがあったら相談してください。
　「この人なら」と思う人に問い合わせてください。

　もちろん、私も受付けます。
　ご希望であれば、「（セルフ）コーチングでの生成AIの使い方」もお教えします。

・対面式の会場での相談会（30分無料）
・オンラインでの無料オリエンテーション

　がご利用になれます。
　できることでしたら、継続して有料サービスをご利用いただければ嬉しく思います。

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［Core Infinityのサービス概要］

①対面式の会場での相談会（30分無料）

開催日、会場などはリンク先をご覧ください。
（原則として、第1水曜日に守山市、第1土曜日に草津市で開催しています）

https://core-infinity0.jp/seminarSession?wg%5Bwgc-1676344976599_cate%5D=3

イベント・セミナー一覧｜Core Infinity

②オンラインでの無料オリエンテーション

希望日時をお知らせください。
（大きな声では言えませんが、私は「夜型人間」です。自覚がある方は特に応援します。ご相談ください）
下記の「お問い合わせはこちら」よりお申し込みください。

https://core-infinity0.jp/

Core Infinity

（「ちょっとわがままかな」と感じる要望も、実現するかは別にして、問い合わせることは自由です）

※このページの真ん中あたりに書いた、あなたが話した相手にしてほしくないことの例をここに記します。
　当事者でないと気にならないこともあります。そうやって言ったことを批判され、身体の内にため込んできました。
　表面的には、理想の人間関係に見えるようにして、それもできない時には「自分が悪者でいいから」と自分に言い聞かせてきました。
　が、このような状況は何度も何年も繰り返されるので、自分の行動をセーブるし、防御反応を本能的にしてしまう恐怖体験にもなります。

「話しを途中で遮って、聞いてくれていた人が自分の話をはじめる」
「今の結果の評価、過去の原因、未来を決めつけて、自分の判断しか認めない」
「自分の思う通りの結果でないと、あなたがわかっていない、できない、能力が無い、失敗したと決めつける」
「『○○すべきだ。○○をなぜしない』と言う」
「黙って勝手に先回りしてやってしまう」
「人に頼むこと、お金を稼ぐことの経験をさせない（失敗するかもしれないので）」
「犯罪を起こすかもしれない人と見るように変わった」
「『せっかくしてもらった恩を何も感じていないんだね』と言う」　など