ちいさなわたしは毎晩神様へささやかなお祈りをしていた

性善説?こんにちは 私です

わたしは物心がついてから高校入るくらいまで、寝る前に神様にお祈りをしていました ちなみに無宗教なので神様という名の都合のいい最高の脳内ヒーローなのですが


お祈りの内容は

自分の食べ残してしまった食材たちへの謝罪&来世で必ず幸せになってくれますようにの祈り

家から出た家電の不用品への感謝の祈り

見たら死ぬ悪夢をみませんように

両親が喧嘩をやめますように

両親が長生きしますように

なんでかわいいものでした

特に食材に関しては過敏で、自分の食べた牛さん豚さん鳥さん羊さんお魚さんたちへもの凄い罪悪を抱いてました 七夕の時とか短冊にもうこれ以上動物さんが殺されませんように とか書いてましたね 生来のヴィーガンだったのですね 現在バリバリ肉食ってます ただ、やはり食べ残しは極力しません と畜場の映像が脳内で流れ始めるので…

そして結構ひどめの愛着をモノに抱きがちでした 小学生の時にぶっ壊れて破棄になった家の電子レンジがあまりにも可哀想で三日三晩泣き腫らし、神様にあの子(電子レンジ)が極力長い間形を保っていられますように と本気でお祈りしていました ごめんね私が守れなくて と懺悔をしていました その時の脳内BGMは青山テルマのそばにいるね 今でもそばにいるねは聞くたびに電子レンジを思い出し心が締め付けられます かんぜんにヤバ人の言い分ですね…

モノへの愛着がヤバいのでぬいぐるみを収集する子供でした 数えきれないほどぬいぐるみを持っていたのですが全員に名前をつけていました 毎晩お祈りを済ませたらぬいぐるみ全員の名前を読み上げ今日もお疲れおやすみなさい と告げ眠りました たいそうなメルヘンでした

そんな愛しのぬいぐるみたちですが最期は厳しいものでした

中学生の時ご家庭の事情で緊急の引っ越しを強いられ、引っ越し先に彼らを連れていけるスペースが存在しなかったため別れを告げなければならなくなりました またお金もなかったのでお焚き上げは叶いませんでした 

彼らは二階の大きな窓のある寝室に飾っていたのですが、自宅整理の業者の方にその二階の窓から地上に止まったトラックに投げ込まれるという最期でした 

ポイッ 

ポイッ 

トラウマです 飛び降りじさつかな? たまに夢に見ます 

話がズレた お祈りについてです

両親は基本不仲で寝ようと布団に入るといつも喧嘩の声が聞こえてきてたのであまりうまく寝付けない日々でした そんな時も心が清らかなわたしは都合がいい神様にママとパパを仲良くしてください と必死に祈ってました わたしが起きてたらせっかくわざわざわたしが寝付いたタイミングを見計らったのにと親に不都合なので声を殺して泣くしかないですよね あれすごい話が陰鬱〜!明るい話題がない

でもお祈りしてたら少しだけ希望を持てるような気持ちだったんですよね 他力本願に誰か完璧な存在がわたしや可哀想な生き物やモノのことを助けてくれるような思い込みって脳内物質がドバドバでるんだなと 弱い何もできない自分を正当化したい気持ちも相まってさ そしてそういうやさしさを持てる自分は救われるはずだ と

信じるものは救われる だから大丈夫(なにも大丈夫じゃない) みたいな〜

祈っただけで信じただけで救われるはずはないんです 何にも現実に進展がないんだから でも行動に限りのあった?心が弱かった?そんなちいさい人は祈ることが精一杯だった 無意味ではなかったと現在の私が肯定しないと過去のわたしは救われない 

わたしが祈ったものは何一つ実っていないし 

むしろほぼ真逆の結果やがな〜

現実が1番の悪夢やがな〜

なにを話したいとか要点もなくダラダラと文を書いていますが、たぶん結論は祈りは実りませんでした!でも無意味でなかったと自分に言い聞かせたい!チャンチャン です 

不都合な現実を認めて受け入れてなるべく理不尽が起きないよう社会に参加し言いたいことは言うのが結局のところ生きやすさなんだろうな 変に感情を入れ込みすぎないのが生きてく術なのだろうね なんだかつまらないような気もしちゃうぞ 適度な童心も思い出すのがスパイスでしょうか?

この文章を何かの間違いで見た人は ?なにを見せられたんだ?になってることでしょう ドンマイ

都合よく救われたいネ〜



ちなみに父親の方はこの世にサラバを告げましたが戸籍上生きてるビックリ人間になりました〜ウケる







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