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わかおの日記75

わかおの日記史上いちばん疲れながら日記を書いているかもしれない。

そもそも朝目覚めたときから体の具合は良くなかった。昨日キャッチボールをしたからかもしれないが、右肩から首にかけて寝違えたような痛みが走っていた。やれやれ。

家族で軽井沢に行くという楽しさ4割憂鬱6割くらいのイベント当日の朝にこれである。まったくついていない。

車の中で日本文学の授業をやりすごし、車を降りたらそこは軽井沢であった。軽井沢に来て最初にしたのが山登りである。ぼくは山登りがドイツ語の次に嫌いである。母親からは、「ちょっとしたハイキングだよ」と聞かされていたのに蓋を開けてみたら、そこそこ急な坂道を3キロほど行軍するというバリバリ登山(わかお基準)であった。最初はダラダラ歩いていたが、ゆっくり歩いていても辛い時間が長引くだけなので、頑張ってはやく歩いた。ここでぼくは体力的に疲れ果てたのである。

そのあと諸々をすませ、その間に温泉に行ったので体力は少し回復した。

今日はイギリス人が経営しているホテルに泊まったのだが、これがとても大変だった。すごくフレンドリーなオーナーのクリスが、ずっーと話しかけてくれる。ぼくとしても嫌ではないのだか我が家族の構成上どうしてもぼくが通訳をせねばならず、結果としてこの7年間で1番英語を喋る羽目になった。大英帝国の勢いはすさまじく、飲めや歌えやの大騒ぎになり、途中でホテルにいる犬の散歩に行かされたり、ピクルスみたいなものが入った酒を飲まされたり、とても大変だった。ぼくの対人ゲージはゼロを通りこしてもはやマイナスである。しかしクリスのおかげで、英語を話すことに対する苦手意識がやわらいだ気がする。英語圏なら旅行にいけそうである。

追伸 どの国に行ってもおじさんに気に入られがち

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