わかおの日記81
「オードリーのオールナイトニッポン」と「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」を聴きながら大学に向かった。月曜日はラジオのラインナップが豊富なので通学時間が楽しい。昼についたので、またラーメンを食べた。前回食した微妙な家系ラーメンとは比にならないほどうまかった。博多豚骨ラーメンに、高菜をたくさんいれることがすきです。
大量のコーヒーを胃に流し込みながら、睡眠導入音楽より眠たくなるドイツ語の授業を耐え抜いた。そのおかげで明日の英語の授業の予習がはかどった。
放課後また友人と多摩川に赴き、先日仕掛けておいた魚用の罠、通称「おさかなキラー」を回収しに行った。大学生3人が河川敷の橋下でこそこそと作業をしている様子は、明らかになにか法に触れるような企みをしているかんじである。
紐をたぐり寄せて罠を回収すると、なかにはそこそこ大きい蟹が4匹も入っていた。せいぜい小魚かテナガエビ程度のものしか入っていないだろうとタカをくくっていたので、ぼくたちは非常に驚いた。「うわー!蟹だ」「3匹もいる!!」「いや、4匹いるぞ!!」という、とても大学生とは思えないような盛り上がりかたをした。
調べたところによると、ぼくたちが採った蟹はモクズガニといって食べることのできるものらしい。なので、泥ぬきをして食べてやろうとおもう。とても楽しみである。
なんだか最近田舎の小学生みたいに、生き物と親しんでいる。世間一般の慶應ボーイのイメージとはかけ離れた大学生活である。これならば筑波大学にでも行ったほうが良かったのではないかと思うほどだ。けれど、ぼくはこの暮らしがとても楽しい。一軍の慶應ボーイたちに囲まれてクラブで踊りあかすよりも、気の合う友人と蟹(クラブ)を捕まえていたほうがよほど性に合う。ねずっちです。