わかおの日記85

今日も8時半までたっぷり眠り、起床した。とんだ健康優良優良少年である。

ぼーっとしながら朝食をすませ、授業を消費した。大半のオンデマンド授業は、映像を見て授業内容を確認するアンケートに答えればよいだけなので、アンケートに回答することができれば極論授業をまともに聞く必要は無い。そのせいで最近は、ラジオのように授業を聞き流し、アンケートに関係してきそうな部分だけ真剣に聞くという作業が上達している。高い学費を払ってもらって大学に言っている身分とは思えない怠惰ぶりである。

そんな無為な作業に午前中を費やし、昼食を食べて昼寝をした。また寝てしまった。寝てしまったと行って後悔したところで、仮に昼寝をしなかったからといってその時間になにか有益なことをぼくがなし得たのかと言われれば微妙である。したがってそこまで反省する必要もないのかもしれない。寝たいときに寝てなにがいけないのか。母親の視線は冷たかった。

そして軽く調整をしに例の遊水池へ出かけた。明日は野球サークルの練習があるので、あまり投げすぎてはいけない。金曜の昼下がりの遊水池には、テニスの壁あてに励むおじさんと遊水池まできてわざわざ階段の下の狭いスペースでゲームをしている高校生たちがいた。かれらを一般化すれば暇人である。

以前のぼくに比べれば本当によく投げられるようになったなと思うのだが、まだ物足りない。前より体全体を使って投げることができるようになった反面、余計にフィジカル、特に下半身のひ弱さが気になる。普通のひとと比べれば立派な太ももをしているほうだと思うが、野球選手としては論外である。鍛えなければと思った。

夜は母親がYOASOBIに出かけたので、仕方なく弟を風呂に入れてやった。一日小学校に行っていたのでとても頭がくさかった。日頃の恨みを込めてシャンプーしてやった。