外国で暮らすということはいきなり鋼の鎧から布の服になるくらい心細い
もうイギリスにきて1年以上経ってしまったのですが、相変わらずの生活を送っています。
日々、小さなストレスが溜まってきていて疲れやすくなっているなと感じたのですが、会社勤めでもないし、体力的にきついことをしているわけでもないのに、何がこんなに疲れるんだろうと考えてみたところ、つまりはタイトルのようなことだから疲れるんだよなという結論に至りました。
自国から出て暮らしたことがある人は共感してくださるかもしれませんが、日本からよく知らない外国(慣れ親しんだ場所は別ですが)に行くということは、RPGで言えば装備を固めたレベル50くらいの状態からいきなりしょぼい装備のレベル10くらいになったような気持ちになることです(私だけ?)。
日本で慣れ親しんだスーパーやコンビニはなく、洗剤すらどれを買えばいいのかいちいち悩み、大した買い物じゃないのに見つけられず、目当てのものをネットでめちゃくちゃ探しまくる。
日本ならコンビニとドラッグストアと百均とスーパーを回ればある程度は済む話なのに、この作業をすべての日用品に対して「これならまあ大丈夫かな」というものに出会うまで繰り返すのです。
そりゃ疲れるはずだよなと自分のことながら思いました。
国を出るまでにさんざん面倒な手続きを済ませたのに、その細々した手続きは人により移住してからも続きます。(私はようやくフリーランスの登録と自動車の免許の切り替えを終えました。)
日本ですら引っ越し直後はその土地に慣れるまで少し気を張って過ごすと思いますが、その状態がずっと続いている感じです。1年いたらいい加減なれたほうがいいですが…。笑
1~2週間前まで鬼のように仕事が舞い込み(うれしい悲鳴)、朝から晩まで翻訳に明け暮れていたこともあり、セルフケアなんて言葉ははるかかなたでした。ここから1週間ほどは余裕がありそうなので、こうしてnoteを書いてみたり、自分の体をいたわりつつ、足元ばかりではなく時どき少し目線を上げて活動していければと思っています。
鋼の鎧を手に入れて、異国の地でもたくましく、そして楽しく生活していくために!
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