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女世界一人旅 国別旅の記録:チリ
2016年時点の情報なので、現在変わっている部分もあると思います。
渡航の際はご自身で確認をお願いします。
載せている写真は全て自分で撮影したものです。
訪問都市:
サンペドロデアタカマ
サンティアゴ
バルパライソ
ビーニャデルマル
滞在期間:
2017年1月-2月(合計12日間)
渡航目的:
元々興味のあった南米の国を細かく訪問したかった為。
① 街の様子・治安
サンペドロデアタカマ:
砂漠感のある小さな街。
月の谷など近隣のさまざまな名所の拠点となる場所で、街にはたくさんのツアー会社が並んでいる。
滞在中、豪雨により停電が発生した。
サンティアゴ:
ウユニ塩湖、アタカマ砂漠の大自然で過ごした後にここを訪れた時、その都会さに驚いた。
大きな公園も多く、緑豊か。
南米らしい風景もみられる。
身の危険を感じるような治安の悪さは全く感じなかったが、バスターミナルでiPhoneを盗まれた。(すごい人混みだったので記念に一枚、と写真を撮ってしまった私のミス。その時にポケットにiPhoneを入れているのがバレて取られたと推測)人の多い場所ではスリに注意が必要。
バルパライソ:
カラフルなウォールアートがそこら中で見られる港町。
綺麗でどこをとっても絵になる。野良犬が多い。
過去に地震による津波で被害が出たので、標識があった。
ビーニャデルマル:
バルパライソからバスですぐの、ビーチが綺麗なリゾート地。
カウチサーフィンのフリーウォーキングツアーに参加して街を散策した。
花時計が街のシンボル。
② 交通
サンペドロデアタカマ:
ボリビアのウユニからバスで国境越え。
国境で荷物検査がありバックパックの中まで確認されたが意外とスムーズに終わった。
アタカマ内は徒歩で移動。
ツアーに参加する場合は、バンやバスで目的地に行く。
レンタサイクルもあり宿のルームメイトとサイクリングした。
サンティアゴ:
空港から中心部の宿まではコレクティーボ(乗合タクシー)を利用。
市内の移動はメトロが便利。Uberも使える。
都市間の移動はバス。移動に不自由しない。
バルパライソ:
サンティアゴからバスで約1.5時間。
市内移動はローカルバスが便利。
特徴的な乗り物としてはアセンソールというケーブルカーのような乗り物がある。
ビーニャデルマル:
バルパライソからバスで20分ほど。
市内は全て徒歩で観光。
③ 人・生活
チリの人はみなフレンドリーで優しく、滞在していて嫌な思いをすることは無かった。
チリの前に訪れたボリビアと比較しても豊かな生活を送っていて、見た感じヨーロッパや先進国の生活水準と変わらない。
ただスリが多かったり、移民が多かったりするので、貧富の差はある。
④ 食べ物
チリだけでしか食べられないような料理はあまり食べていないが、地元の人のお勧めを色々食べた。
魚料理:
ビーニャデルマルでは新鮮な魚を使った料理が市場で食べられる。
寿司:
チリには特に海に近い都市でたくさんのお寿司屋さんがあった。
握りよりも巻きが多い。
日本人の名前がメニューになっているおもしろいお寿司屋さんもあった。
Emporio la rosa:
サンティアゴのホスト曰く地元で人気のアイス屋さん。
ピスコサワー:
ペルーのカクテルだがチリでもよく飲まれるらしい。
ベネズエラの家庭料理:
サンティアゴでホストをしてくれた女性の彼氏がベネズエラ人で、お母さんと二人暮らしをしており、彼の家に行った時にお母さんが手料理をふるまってくれた。ベネズエラでも牛タンを食べることにびっくり。
⑤ 宿
・サンペドロデアタカマ
Hostal Alabalti:
バルターミナルから徒歩ですぐの宿。
一泊約1,500円のドミトリー。
滞在中に豪雨で雨漏りと停電が起きてゲストも一緒に床を拭いた。
ここでスタッフとしてバイトしていたフランス人と仲良くなった。
・ サンティアゴ
Chile Lindo Hostel:
滞在初日だけ泊まった宿。
一泊約1,000円のドミトリー。
3段ベッドで上り下りが怖かった。
地元の人の家:
カウチサーフィンで現地在住のフランス人女性を見つけて、中心部の高層ビルの最上階の素敵な家に約1週間泊まらせてもらった。
・ バルパライソ
Costa Azul B&B:
一泊約1,100円。
中心部から離れておりバスで移動が必要だが、レビューの通り清潔で居心地がよく、宿からの眺めも綺麗で朝食がおいしい。
⑥ ショッピング
・ サンペドロデアタカマ
Feria Artesanal:
街の中心部にある民芸品市場。
バスターミナルにも手作り感のあるお土産屋を売っている場所があった。
・ サンティアゴ
Food market:
サボテンなど日本ではあまり見かけない食材も売られていて楽しい。
Los Dominicos:
大きな民芸品市場。
商業的なものではなく、手作り感のあふれる工芸品が多く、何時間でもいたいくらいだった。
Feria artisanal Santa Lucia:
サンタルシアの丘近くの民芸品マーケット。
Los Dominicosほど洗練されていないがお店の数が多く色々なチリ土産が見つかる。
Barrio Italia:
地元の人に教えてもらった、おしゃれなエリア。
ショップ、カフェ、レストランなどセンスの良い場所がたくさん。
ショッピングモール:
大型のショッピングモールもある。
・ バルパライソ
おしゃれでアートな雰囲気のお店が多い。
Feria de Antique libros:
骨董品市場。古本や昔のポストカードなどアンティークがたくさん。
farmers market:
地元の人向けの食品市場。
・ ビーニャデルマル
Museo Artequin:
大きな民芸品市場。
Feria de Artesania:
大きな民芸品市場。
Food market:
ここで魚料理を食べた。
⑦ 犬
サンティアゴはペットショップがあり、ペットとして犬を飼ってる人もよく見かけた。
特徴的なのは、バルパライソ。
野良犬が非常に多いのだが、みんな丸々太っていて昼間に人通りの多い場所で堂々と寝ている。
偶然見つけたポスター。
Quiltroは雑種の犬を表し、バルパライソには10万匹の身寄りのない雑種の犬がいて、市の大きな問題になっているらしい。
雑種の犬と新しい家族の養子縁組を促進するイベントが開かれていた。
⑧ 観光地・イベント
・ サンペドロデアタカマ
月の谷(Valle de la Luna):
たくさんのツアーがあったが、気軽に参加できるこのツアーだけ参加した。
16時発20時着。10ドル、別途入場料が3ドル。
月面にいるかのような気分になる。
⑨ お世話になった人
Julie:
カウチサーフィンで知り合いサンティアゴの自宅に泊めてくれたフランス人女性。スペイン語を習得し現地でデザイン系の仕事をしている。
サンティアゴでやりたいことを伝えるとたくさん情報をくれ、できる限り同行して案内してくれた。彼氏や現地の友達、同僚もたくさん紹介してくれ、彼女の職場の飲み会にも招待してもらい上司のおじさんにもご挨拶した。
Pia:
ペルーのマチュピチュへの移動のバスが一緒で仲良くなったサンティアゴの女の子。チリに行った時に再会を約束し、観光案内してくれた。
⑩ 総括
行くまではチリと聞いても具体的なイメージが湧かなかったのだが、これほど都会で人々が豊かな生活をしている国とは思わなかった。
自然も豊かで、魅力の多い国。
バスターミナルでiPhoneを盗まれるというこの旅一番の痛手を負ったが、また行きたいと思える国。
*おまけ
iPhoneの盗難に遭った時にやったこと、やっておいてよかったこと
サブの携帯(格安シムフリー携帯)を持っておく
サブの携帯で保険会社に盗難の連絡
滞在先や緊急連絡先の情報は常に紙に控えておく