女世界一人旅 国別旅の記録:ラオス
旅の記録を、国別に項目ごとにまとめていきます。
自分自身の体験の整理が主な目的ですが、これから旅する人にとって何か参考になったり、興味を持つきっかけになれば幸いです。
2016年時点の情報なので、現在変わっている部分もあると思います。
渡航の際はご自身で確認をお願いします。
載せている写真は全て自分で撮影したものです。
訪問都市:
フエサイ
パックベン
ルアンパバーン
滞在期間:
2016年5-6月(合計5日間)
渡航目的:
ルアンパバーンの織物の村に行く。
① 街の様子
フエサイ:
メコン川を挟んでタイとの国境にある街。
タイからのイミグレを通過した後、車に乗ってすぐルアンパパーン行きのスローボート乗り場に到着。飲食店くらいしかない。
パックベン:
フエサイからルアンパパーンへの2日間の川下りの中間地点で、1日目の夜に観光客が泊まる場所。飲食店、宿くらいしかない。
ここで誕生日を迎え、ツアーに参加していた同年代の欧米人バックパッカー達にお祝いをしてもらった。
ルアンパバーン:
ラオスの観光地。中心部も大きな建物は無く、のんびりした雰囲気。
ヨーロッパ風のお洒落なお店やレストランもある。
かなり蒸し暑い。
中心部は遅くまで開いているバーなどもあるが周辺は真っ暗なので一人では歩かない方が良い雰囲気。
② 交通
タイのチェンコーンからメコン川を挟んだラオスのフエサイに移動。
そこから、スローボートと呼ばれる船で2日間メコン川を下り、ラオスのルアンパバーンに到着。
観光客は欧米人ばかりでアジア人は私のみ。
長時間の移動だったが意外と苦痛ではなかった。
一回スコールで前に進めなくなりしばらく停止した時は少し心配になった。
スローボートを乗り降りする際の足場が非常に悪い。
急な階段、ぬかるみが多く、大きなバックパックを担いだ状態だととても危険。
私はツアーで仲良くなったカナダ人男性が助けてくれて何とかなったが、数日後ルアンパバーンの宿で出会ったオランダ人の男の子は下船時に川に落下して足を切り病院で治療を受けていた。
この方法で移動するならスーツケースはNG。
観光客は全員バックパックだった。
ルアンパバーン内は宿で自転車を借りて移動した。
宿から空港までの移動はトゥクトゥクを利用。
③ 人・生活
フエサイやパックベンでは、悪気は無いのかもしれないが、欧米人には何も言わないのに自分にだけ「コンニチハジャパニーズ」などとふざけながら言ってくることが多くあまり良い気はしなかった。
ルアンパバーンの人は基本的に優しかった。
観光地の為、英語はちょこちょこ通じる。
ツアーでルアンパバーンへ移動する途中にぼったくりに遭いかけたので注意。(お釣り10,000kip札の束のうち数枚1,000kip札を忍ばせる等。)
虫が多いので日本から持ってきた腕や足に付けられるベープや、現地で購入した強い虫除けスプレーを使用。
ツアーに参加していた欧米人男性がベープに興味津々で「この機械はなんだ?こんなマシンを持っているとはさすが日本人だな」と言われた。笑
④ 食べ物
これといった特徴が無い(印象に無い)が、米中心。
現地では、チャーハンやカレーを食べた。
⑤ 宿
・パックベン
フエサイでスローボートに乗る前にレストランで勧誘されて一泊した宿。
周りの人がみんなそこを予約していたので便乗したが汚かった。
・ ルアンパバーン
Sa Sa Lao:
一泊約700円のドミトリー。
中心部から少し離れているが緑が多くリゾート感があって落ち着く。
⑥ ショッピング・ファッション
・ ルアンパバーン
織物の村:
ラオスの伝統的な織物をつくる人々が集まる村。
宿で自転車を借りて、Ban san khong /Ban Xieng Lek
(バーンサンコーン/バーンシェンレック)という村に向かう。
気温は30℃超えかつ蒸し暑い為、移動途中で何本コーラを飲んだかわからない。
村に入るとたくさんの織物店、アトリエがあり、軒先で機織りをしている人々をたくさん見かける。
田舎で素朴な雰囲気だがちょこちょこおしゃれなお店もある。
シルクスカーフの相場は値切る前の価格で150,000kip(約1,800円)。
織物以外にペーパー製品の生産も盛んで、紙漉きをしている人々も見かけた。
押し売りをしてくる人はおらずみんな優しい。
Laos Arts and Ethology Centre:
民族衣装等が展示されている。ショップにもかわいい雑貨がある。
ナイトマーケット:
宿のオーナーに教えてもらった。手作り感満載の雑貨を入手できる。
生計を立てる為に毎日出店している人もいるらしい。
その他、街中にはラオスの伝統的な巻きスカート、シンを売っているお店などもある。
⑦ 犬
野良犬が多い。
飼い犬もいるがみんな外で飼っているので野良なのか区別がつきにくい。
織物屋さんのオーナーの話によると、ラオスではまだ犬を食べる人がおり、野良犬を盗んで市場で売っている人がいるらしい。
飼い犬であっても外で放し飼いするのが基本の為、オーナー自身の犬も知らぬ間に盗まれたことがあると言っていた。
⑧ 観光地
・ルアンパバーン
サンセットクルーズ:
乗客が他に誰もおらず実質ほぼ貸切だった。
⑨ お世話になった人
Lanny:
国境越えのツアーで一緒になったカナダ人の男の子。
彼は友人と2人で旅行中だったが、何かと私を気遣ってくれた。
重いバックパックを代わりに運んでくれたり、他のツアー参加者を巻き込んで誕生日会を開いてくれたり、夜にバーから帰る時に宿まで送ってくれたり。
自分の子どもにはこういう人になってもらいたい。笑
⑩ 総括
ボートで川を下って移動したり、地図を見ながら一人で自転車で小さな村に行ったり、冒険ぽい旅ができた。
ラオス滞在中はなぜか欧米の観光客にしか会わず、英語ネイティブ同士の会話についていけず悔しい思いもした。