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英語コンプレックス解放宣言!日本人英語とタイ人英語を広めたい!
私が人生で一番、
「時間とお金をかけてきたものは何だろう?」
と考えてみたら、答えは「英語」だった。
高校時代にアメリカ留学を目指してTOEFLを勉強し始めてから、もうすぐ20年になる。
でも、今だに英語をマスターした気はしないし、得意とも思っていない。
それでも懲りずに英語のある生活を続けている。
私の英語トラウマ
TOEFLの参考書を丸覚えして、なんとかアメリカの大学に入学。
大学で、TOEFLで聞く聞きやすい英語とは全く違う抑揚のない話し方の教授の講義についていけず、心が折れる。
留学生のいないクラスのディスカッションについていけず、一人うなずくだけの壁の花になる。
あなたのアクセントが強くてわからなかった。
と何度も言われた。
アメリカだけじゃなく、オーストラリアも言われた。
ネイティブのように話せない自分が嫌だったから、何も言い返せなかった。
ネイティブのように話したい願望と、話せない現実の狭間で、もがき苦しんだ。
そんな経験が、知らず知らずのうちに自分の行動にブレーキをかけていた。
英語は得意じゃない、でも出来ることがある。
確かに話すことに関しては、今だに苦手意識がある。
英語も苦手だけど、日本語で話すのもそんなに好きじゃない。ある程度準備をしていれば話せても、急に降られると頭が真っ白になってしまい、何も話せなくなってしまう。
でも、考えて言葉を組み立てて書くことはできた。これができたから、英語圏の大学を二つ卒業できた。
今では、英語論文の指導をよく頼まれる。ネイティブの専門の先生もいるにも関わらず、学生から直接アドバイスを求められることもある。
コンプレックスからの解放
日本語でnoteに投稿するようになってから、書くだけじゃなくて、話すことも楽になってきたと先日書いた。
それは伝えたいメッセージを愚直に言語化する習慣をつけることで、自分をコンプレックスから解放できたのかもしれない。この習慣は、ひょっとしたら、私の英語力向上にもつながるんじゃないかと思っている。
伝えたいメッセージがあれば、アクセントや文法なんて実はあまり重要じゃない。アクセントなんて聞き続ければ慣れるし、文法だって後で直すことができる。
今日のまとめ
英語コンプレックスは日本人も強いが、タイ人も強い。みんな義務教育から英語を勉強しているのに、苦手意識をもっている。この意識は私のような留学経験者でも変わらずもっている。
それはイギリス、アメリカのような国の人のような英語を話さなければならないという刷り込みだし、モノリンガルが多い英語圏の人でそんな私たちのモヤモヤに気づいている人はそんなにいない。
でも、世界を見渡せば、色んな英語を話す人がいる。英語が世界の公用語である限り、多様な英語があること否定できない。
方言だって、素敵な人や友達が使ってたら、素敵だって思ったり、ついつい真似したくなるでしょう?
日本人やタイ人が自信をもって世界に発信し続ければ、日本人英語、タイ人英語に世界中の人が慣れて素敵だって思われる日が来るんじゃないかと密かに期待している。
日本人、タイ人、英語解放宣言!
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