見出し画像

全国学力・学習状況調査に思うこと

#365チャレンジ 【135日目】

秋田県大館市の「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

このチャレンジは、子供たちへの
「勉強頑張れ!」の言葉に
説得力を持たせるため、
また「継続こそ最強」なことを
身をもって証明するために続けています。

第1回からお読みいただけますと
本日の内容をより一層楽しめます。

まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。


1.はじめに

気持ちの揺れ動く経験が必要という
一つのツイートを目にしました。

尊敬する塾講師の方のツイートです。

全くもって同感で、
勉強を頑張ることだけに注目してしまうと
AIと変わらなくなってしまうんですよね。

気持ちが動くからこそ、
自分の中でその理由を探そうとするし、
解決するためにどうしようか悩むし、
どう行動しようか必死に考える。

これは成長するために一番大事なことであり
かつ、人間らしい生活ということだと思います。

何気なく生きていたら、
見過ごしてしまいそうなことに
ちゃんと目を向ける、気づかせてあげる、
そんな導く存在がすべての子供の近くにいる、
そんな社会になるといいなぁ、
と願わずにはいられません。

自分にできることは情報の発信を続け、
1人でも多くの子供の支えになること、
そこを目指して今日も頑張るのみです。

本日もよろしくお願いします。


2.全国学力・学習状況調査に思うこと

2022年7月28日に文部科学省より
「令和4年度学力・学習状況調査」の
結果が公表されました。

詳しい内容は文部科学省HPより
ご覧いただけます。

各都道府県ごとに全国平均より高い、低いなど
毎回ニュースに取り上げられるので
注目の点数の指標になっていると思われます。

私の住む秋田県は中学生・高校生ともに
毎回、上位に位置しています。

特に小学校で行われている「探究型授業」
全国からかなり注目されているようで、
全国の教員の方々が学校や授業を見学しにくることが
たびたび新聞の記事に掲載されます。

でも、塾長常に疑問を感じています。

なぜ小中学生の学力は高いのに
高校生の大学進学実績を見ると
あまり良くないのか…

旧帝大の進学率、難関大への進学率
国公立大学への進学率、
残念ながら小中学生の結果から見れば
物足りません。

これ、口に出す人は少ないのですが
はっきり言って大問題だと思っています。

全国的に成績が良いのならば
もっと有名大学への進学率が高くても良いのでは?
そんな風に考えてしまいます。

なぜこのようなことが起きるのか、
それには理由が2つあると考えます。

①私立小学校の受験率の低さ

文部科学省HPよりお借りしています。

上の表は、調査対象となった児童生徒数と
学校種別の割合です。

国公立の集計対象学校数を見れば
100%に近い数字なのに対して
私立の学校の参加割合は
中学校で43%、小学校で50%と極端に少ない。

秋田県には私立の小学校はありません。

日本で私立の小学校といえば
ほぼ大都市圏に集中していることになります。

そして私立にはいわゆる「お受験」を勝ち抜いた
優秀な生徒がいるはずなんです。

このことから、
もし首都圏の私立小学校、全て受験していたら
データは変わってくるはずです。

②秋田県人の県民性

東北の中でも過疎化が最も進む秋田県、
皆さんはどんなイメージを持ちますか?

勉強に対して塾長が秋田の学生たちに思うこと、
それは
「言われたことはしっかりやるけど、
 自主的にやることは苦手である」
ということ。

秋田の人たちって、やはり真面目なんです。

真面目なことはすごく良いことだと思います。

ただ少し真面目が過ぎるような気がします。

冬の厳しい寒さに耐え、我慢し、
粘り強く生きてきた風土ゆえの性格なのか
いわゆる「俺が、俺が」という
前のめりな人間が少ない感じがするんです。

そのかわり、妬み僻み根性は凄いです(笑)

あまり喋ると止まらなくなるので
この辺にしておきます(笑)

小学生中学生のうちは
言われたことを真面目に取り組む、
これだけでも十分良い成績を取れると思います。

しかし、自主的に勉強することが必要な
高校時代〜大学受験の期間においては
言われたことをやるだけでは全くお話になりません。

全国と比較して、
成績が下がる、競争力が無くなるのは
必然かも知れません。

子供たちの学力を全体的に向上させるために
「学力・学習状況調査」は必要だと思います。

しかし、この調査結果に対して
数字だけが取り上げられ、全国より高い低い、
これだけで終わってしまうのでは
正直勿体無いと思うんです。

子供たちの分析された情報をまとめ、
学校が保護者たちに
わかりやすくフィードバックする。

それを聞いた保護者たちは
子供たちへの教育についてもより興味を持ち、
大学進学や普段の学習状況など
考える良い機会としていく。

ここまででワンセットだと思います。

そんな理想論は不可能という意見もわかります。

ただ塾長、酸いも甘いも経験し、
一周まわってみた結果、
筋のとおった理想論が
最も合理的という結論に至りました(笑)

結論、やるしかありません!


3.今日の名言

「そのうち」なんて当てにならないな。
いまがその時さ。

スナフキン

そのうちやります、って言葉は
やりません、と同意義です。

やるなら今日、やるなら今、
と思わない限りやる時はきません。

ムーミンをちゃんと見たことはないのですが、
はじめから見たら絶対のめりこむんだろうなぁ。

塾長的には、あの白いニョロニョロが
お気に入りキャラクターです(笑)


4.あとがき

最後に宣伝です。

2022年8月28日(水)に当塾にて
中学3年生対象の「全中模試」が行われます。

秋田県最大規模の模試です。
・志望校合格判定ができる
・5教科の弱点分析で苦手を克服
・本番レベルを想定した内容

秋田県の高校受験を勝ち抜くために
大きな助けとなる模試です。

夏の勉強の頑張りを試す良い機会になりますので
ぜひ有効にご活用ください。

内容の詳細は公式LINEアカウントに掲載しています。

お申し込み締め切りは2022年8月3日(水)です。

明日が締め切りとなっています。
気になる方はいますぐお問い合わせを!

当塾公式LINEアカウントよりお申し込みください。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「経験重視?学歴重視?」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?