ウサギはどのくらい大きくなるの?ケージを選ぶコツ
元ペットショップ店員で8年以上ウサギさんと暮らしているわかこです
ウサギさんと生活するときに必要な用品のなかで価格が高価になるものといえばケージです
ウサギさんを家族に迎え入れるときに生後1ヶ月から3ヶ月程度の子ウサギを迎えている場合、数か月か経つときっと想像よりも大きくなります
小さかった子ウサギのときのサイズでケージを購入してしまうと買い直しになってしまって正直もったいないと思っています
そこでウサギさんの安心できる家になるケージのサイズはどのくらいのサイズのものを選べばいいのかお話をします
【品種別】ウサギはどのくらいの大きさまで育つの?
ウサギと一言に言ってもさまざまな品種がいます
わかりやすく例えるのであれば、ペットショップにいるワンちゃんも大きくなるとサイズ感がかなり変わりますよね
そのイメージと同様に、ウサギさんも品種ごとにサイズ感は変わります
あなたが家族に迎え入れたいと考えているウサギさんはだいたいどのくらいのサイズまで大きくなるのか一緒に想像してみましょう
ネザーランドドワーフ
ネザーランドドワーフとは、ウサギのなかで最小品種で体重は1キログラム程度のサイズ感です
特徴としては丸みのある身体に大きな丸い顔で、クリクリな丸い目をしています
耳は短めのたち耳で、性格は警戒心がすこし強くてなれるのに時間がかかりますが慣れると甘えん坊になるタイプが多いです
いわゆるツンデレタイプのイメージですね
平均体重 1キログラム
平均体長 20~30センチ
ミニウサギ
ミニウサギとは、大型うさぎに比べると小さいサイズのミックスウサギの相称です
ペットショップでみかけることの多いウサギさんで、販売価格が安いことから人気のあるウサギさんです
ミニウサギはミックスなので大きさはさまざまで1.5~3キログラムくらいのサイズ感になります
性格はミックスなので一概には言えませんが、神経質な子もいればおおらかな子もいるし、好奇心が高い子もいます
どんな子でも初めてみるものには警戒するので、成長を見守ってあげましょう
平均体重 1.5~3キログラム
平均体長 26~40センチ
ホーランドロップ
ホーランドロップとは、耳の垂れていて丸く潰れたような鼻が特徴のウサギさんです
ロップイヤーのなかで小柄なのはネザーランドドワーフとの掛け合わせだからなのでミニウサギと同じミックスですね
穏やかな性格ですが好奇心旺盛なので遊ぶことが大好きで、意外と賢いタイプの子が多いです
お世話の手抜きをしてしまうと懐かなくなってしまうこともありますが、初心者には飼いやすいウサギさんです
サイズ感としてはだいたい1.8キログラムでコンフォート80でちょうどいいサイズ感です(執筆者はホーランドロップが家に居ます)
平均体重 1.5~2キログラム
平均体長 30~35センチ
ミニレッキス
ミニレッキスとは、毛並みが美しくて1度触ると美しい毛並みの虜になってしまうようなウサギさんです
見た目はたち耳でミニレッキスはだいたい1.4~2キログラムぐらいのサイズ感になります
ミニレッキスを取り扱っている店舗は少ないと思いますが、穏やかで活発な性格で人に懐きやすいです
短毛種で抜け毛もすくないので、初心者でも飼いやすいウサギさんです
平均体重 1.4~2キログラム
平均体長 30~35センチ
ライオンラビット(ドワーフ系)
ライオンラビットとは、短めの立耳と顔周りにたてがみのような毛があることが特徴のウサギさんです
サイズ感としては1~1.3キログラム程度で小型なサイズ感です
穏やかな性格の子が多いですが、毛量が多いのでブラッシングは少し大変ですね(執筆者は初代ライオンロップと暮らしてました)
平均体重 1~1.3キログラム
平均体長 25~30センチ
ケージを選ぶときの注目するポイント
ウサギさんのケージを選ぶときにポイントは大きく3つあります
大人サイズになってもリラックスできるサイズ
掃除しやすいもの
安全性の高いもの
ウサギさんがペットショップに居ることろは子ウサギであることも多く、小さくてすごく可愛いですよね
もちろん大きくなっても可愛いのですが、ケージを選ぶときには大きくなることを想定して購入することが大切です
そのほかにも、これからお世話をしてウサギさんが安心して暮らせるように掃除がしやすく安全性の高いものを選びましょう
大人サイズになってもリラックスできる大きさがある
ウサギさんのケージを選ぶときのポイント1つ目は、ウサギが大人になってもリラックスできるような面積のあるケージを選ぶことです
最初のほうでもお話しましたが、子ウサギから家族に迎え入れたウサギはかなり大きくなります(品種ごとにサイズ感は異なります)
我が家の2代目ウサギさんも最初は生後1ヶ月で350グラムの小柄でしたが、いまでは生後6ヶ月で1.5キロほどになりました
サイズ感としては子ウサギのときよりも3倍以上になったかなという印象があります(初代ウサギは成兎を引き取りました)
ケージはサイズが大きくなるにつれて価格は上がりますが、長生きだと10歳を超えるほどの年月をずっと使えるようなものを選びましょう
迷ったら大きいサイズを選ぶことが失敗しないコツです
飼い主が掃除をしやすいものを選ぶ
ウサギさんのケージを選ぶときのポイント2つ目は、掃除を毎日するときに飼い主が便利だと感じたものを選ぶことです
ウサギさんの生活をしている環境を清潔に保つことが健康維持の秘訣ですが、洗いやすかったり部品の取り外しやすさなどを確認しましょう
材質としては、プラスチックやステンレス製のものがおすすめです
洗いやすさやウサギさんの足への優しさを考えるとプラスチック製のもの
さびにくくて丸洗いしやすく、衛生面を保ちやすいものならステンレス製のものを選ぶことがおすすめですね
ケージは重たいのでネットショップで購入することがおすすめですが、必ずペットショップなどで現品を確認してから購入しましょう
ウサギが身をゆだねられるような安全性の高いもの
ウサギさんのケージを選ぶときのポイント3つ目は、ウサギさんが身をゆだねられるような安全性の高いものを選ぶことです
ケージはウサギさんが一生の間でもっともいる時間が長い場所になります
だからこそ、安全性の高いものを選ぶことが大切です
ウサギさんはケージを齧ってしまうこともありますので、塗装しているようなタイプは誤飲する可能性があるのでおすすめできません
安定性がしっかりしていて、バリなどがないものを選びましょう
鉄製の部分は尿をそのままにすると錆びてしまうこともあり、そういうときにはケガの危険性もあるので買い替える必要があります
うさ歴8年のわたしが選ぶおすすめケージ3選
うさ歴8年のわたしですが、ペットショップのころも含めるとさまざまなケージでお世話をしたことがあります
ペットショップの中で担当は犬猫・小動物のお世話だったので、小動物に関してはほぼお世話を担当しておりました
そのなかで使いやすかったケージを3つ抜粋したのでご紹介いたします
コンフォート80 (KAWAI)
イージーホームエボ80 (SANKO)
うさぎのカンタンおそうじケージ ワイド (マルカン)
川井製 コンフォート80
元ペットショップ店員うさ歴8年のわたしがおすすめするケージ1つ目は、KAWAIのコンフォート80です
ちなみに私が1番使いやすいと思っているケージもこれです
コンフォート80は2階をつくることもできて、私はホーランドロップと暮らしていますがトイレを置いても広々と寝っ転がれるくらいのサイズ感です
長年使用していますが、2階も扉も取り外すことができるし床までの高さも低いので自発的にうさんぽに行くにも快適そうです
難点としてはSANKO製の皿型でひっかけるタイプの給水器はケージをニッパーで切らないと取り付けられないことですね
SANKO製 イージーホームエボ80
元ペットショップ店員うさ歴8年のわたしがおすすめするケージ2つ目は、SANKOのイージーホームエボ80です
こちらのケージはすのこがプラスチック製になっていて、掃除のしやすさも高くて人気の商品です
ちなみにプラスチック製のすのこはamazonでもスペアを購入できるので、交互に使うことも可能ですね
ソアホックが気になる方はプラスチック製のすのこのほうが足への負担が低いのですが、すのこの穴が少し大きめです
マルカン製 うさぎ簡単おそうじケージワイド
元ペットショップ店員うさ歴8年のわたしがおすすめするケージ3つ目は、マルカンのうさぎ簡単おそうじケージです
最初におすすめしたケージは80センチくらいの大きさですが、こちらはもう一回り大きい90センチあります
小型ウサギではない場合にはこちらのケージをえらぶのが無難かなと思います
家にいる時間が短くて、ケージのなかでも広々と過ごしてほしいと考えているのであればおすすめできるケージと言えます
難点としては取り付けられる給水器の幅が狭まることがあります