yuji's読者感謝祭、お礼と想い
昨日、数ヶ月前から準備してきた(といっても私はほぼ何もしていないのだけれど、、、💦)「yuji's読者感謝祭」を無事に終えることができました。開催場所は神田明神を目の前にした「神田明神ホール」にて。桜が風に舞う素敵な空気感に包まれ、お天気も良く(というか暑いくらい)、4月1日という新年度のまさにスタートというよきタイミングで開催できたこと、とても心に残るなぁと思います。
昨年4冊の書籍を世に生み出したyujiさん。出版社はそれぞれに異なり、3社から出ていました。いちばんyujiさんとお付き合いの長いワニブックスさんのお声がけにより、今回の3社合同の企画がスタート! 編集者同士は横のつながりがあったりするものの、会社を跨いでの企画はほぼ経験がありません。
でも、さすがはyujiさんの書籍を担当した編集者たち、笑。「風の時代っぽいですね」のまるで合言葉のような一言で、一致団結!! 数回の打ち合わせも、とてもスムーズで心地よく、たくさんのドキドキと楽しみでしかなかった本番。
開場から読者のみなさまの熱気がすごくて✨ 早い方で開場前からお越しくださっており、開場と同時にはたくさんの方が入場。そして、書籍の販売コーナーには列が、、、!! 3社から発売されている今までの書籍が並び、それぞれの書籍に合わせたyujiさん作成のハンコもスタンバイ。ただ予想以上に列が長くなってしまい、お待たせしてしまった皆さま、本当に本当に申し訳ありませんでした🙏
今回のイベントではトークショー以外に、yujiさんによる「選書」という初の試みがありました。お申し込み時に生年月日と出生地をお知らせいただき、ネイタルチャートを作成して、そこからyujiさんがその方の魂を輝かせる1冊を選ぶというスタイル。ジャンル問わず、多読されているyujiさんならではの引き出しから繰り出されるセレクトの数々。実際に拝見したリストは本当に多彩なジャンルがあり、この本とはどこで出会われたのだろうか?と思わず唸ってしまう1冊も。
(昨日、yujiさんにどこで出会われるのかお聞きしたら「書店の棚を必ず全部見て回っているからかな」と回答がありました! 笑)
これだけ多彩なジャンルから、出版社も3社に限ることなく、今、日本にある全書籍の中から選んでいただいたので、業界をほんの少しでも活性化できたのかなと思うと、こういったアクションを起こしていただけたyujiさんにも感謝しかありません。
私は本が好きすぎて編集者になりましたが、本には直接的なメッセージを伝える力がある場合と、間接的なメッセージを発している場合とがあると思っています(あるいは両方の場合も結構あるかなと思います)。
さらに、選書していただいた場合には、送る側の想いと、受け取る側の環境、状態、想いとが掛け合わさり、より豊かで情緒的な時間が流れると思うんですよね。その時間をじっくり味わっていただきたいなと編集者としては思います、笑。そして、本っていいよね!って思っていただけたら、もう何もいうことはありません。
あと、これは私の感覚なのですが、
本って、「生もの」だなと思うことがあって。
選書もそうですが、自分で選ぶ本も、そのときの自分にしか感じ取れないことというのがあると思います。
そのときどきで、受け取り方って変わるものなんですよね。積読しちゃうと「あれ?なんでこの本を選んだっけ?」みたいなこと、ありません?^^; なので、選書を受け取られた方はぜひ「今」読んで感じることと、「未来」にもぜひ読んでいただいて感じることの違いなどにも思いを馳せていただけたら、また新しい発見があったりするんじゃないかなぁと個人的には思ったりします。
昨日は、本から発展していく著者と読者という関係性にとてもほっこりとし、嬉しくなったイベントでした。ご参加くださった読者の皆さま、本当にお越しくださり、ありがとうございました。
そして、選書にトークショーにと、大車輪の活躍をしてくださったyujiさんも本当にありがとうございました。
また、発起人の青柳さんにも感謝しかありません。ご多用の中、準備に動き回ってくださり、ありがとうございました。
この場を借りて、皆々様にお礼申し上げます。
そしてそして、今回は参加できなかったという皆さま、現在、丸の内の丸善さんにて、yujiさんの2023年に必須の選書フェアを開催中でございます! お買い上げいただいた方には、yujiさんからのメッセージが入った特製のオーロラステッカーをプレゼントしておりますので、もし機会がありましたら足をお運びくださいね!
また、このような機会がつくれるよう、これからも動いていけたらと思います。楽しいイベントで皆さまの笑顔にまたお会いできますように・・・