正しいことに、人は寄ってこない
ずっとずっと思っていたことなんです。
2010年くらいから、一般の女性に向けて、「お作法部」というコミュニティを運営していた時期があって、コスメジプシーに向けて、せっかくいいコスメを選んでも、使い方が間違っていたら効果が半減だよ〜!という啓蒙活動をしていました。
確かに、実際にお会いしてみると、クレンジングや洗顔などの落とすケアに関しては、9割9分の方が間違えている・・・そう確信したんですね(⌒-⌒; ) でも、スキンケアってどこかで習うわけでもなく、自己流というか、おそらくは自分の母親の習慣を見よう見まねで始めて、そのまま・・・という方がほとんどだと思うので、ある意味、仕方のないことだなぁとは思うんですよね。
でも、せっかく高級なコスメを買っても、効果が実感できなくて、またコスメを替えるというのは勿体無いなぁと思って始めた部活のような会でした。
参加してくださった方々は、口々に「こんなの知らなかった!」「自分でお手入れしてもエステ帰りみたいになるんですね!」など、好意的なご感想が多くて、それはそれはとても嬉しかったのですが、多くの方にはなかなか伝わりづらくて・・・。当時の大きな悩みでした。自分では有意義なことを行なっているつもりでも、何か魅力がないのかな?と色々と考えたんですよね。
で、1つ気づいたのが、、、
正しいスキンケアって言い方がそもそも魅力的でない
・・・ということに( ̄◇ ̄;) 美容って、ある意味、夢のある世界でもあるので、「あっという間にシワが消える!」「3日で美肌に!」なんて文字が踊ったほうが魅力的だし、見てみたい! 参加してみたい!って思いますよね。
正しいことを伝えたい、とは思っても、そこに人を惹きつける要素ってほぼないんだなぁって思い知ったんです(正しい、正解が欲しいという方ももちろんいらっしゃいますが・・・)。
性格的に、どうも真面目なうえ、面白いことが思い付かないゆえに、葛藤がずっとずっとありましたが、つい最近、脱却したというか、真面目さだけが取り柄な私にも、もしかしたらワクワクする形で伝えられる方法が1つあったなと、やっと打開策が見えてきたんです。あぁ、こういう方法もあったなぁって。
ステイホーム中に内省をがっつりしていたら、色々と小さい頃、何が好きだったかとか、小さい頃は何になりたかったかとか、思いを馳せていたら解決策が見えてきて、この期間はとても気づきの多い時間だったなと思います。ま、まだ続いているんですけどね、おうち時間(⌒-⌒; )
多くの人に届けたい想いを、新しいカタチで。