目をぞんざいに扱った結果・・・
眼科専門医の平松 類先生の著書『目のトラブル解決大全』の発刊(6/24発売)までいよいよ大詰めとなりました。今、絶賛、中身のチェック中です。
本の中でもご紹介していますが、40代以降ともなると、近視や乱視、遠視などだけでなく、老眼、黄斑変性、白内障、緑内障など、トラブルが上乗せされていく傾向にあります。
私個人で言えば、まったく目のトラブルとは無縁、メガネとも無縁で過ごしてきたので、ここへきて、トラブルが大渋滞しており、、、急に眼科のお世話になり始めています。
どうして眼科に行くことにしたかといえば、平松先生に「40代以降は目の定期検診を受けてくださいね」と言われたから、、、重い腰を上げて、やっと受診^^; でも、結論から言うと、今、行っておいて本当によかったです。
なんでかというと、、、「白内障が始まっているかもね」と眼科医に言われたからなんです!! え〜〜〜、もう白内障? と思いました。正直、焦りました。いつからか、ドライアイがひどく、太陽の日差しが強くなってくると、サングラスなしには外を出歩けなくなるほど、眩しくて仕方なかったんです。ドライアイだからかなぁくらいに思って、素人判断していたわけです。
ところが、眩しく感じるのは白内障の始まりでもあったんですね。今回、書籍内ではチェック項目をつくったのですが、当てはまることがちらほら。あれ? もしや(というか絶対!)もっと労わらなければならなかったのかと、早くも後悔し始めています。
眼科の定期検診も、普段お世話になっていなかった私からすると、だいぶ縁遠いことだったのですが、もう1つ、先生のお話で深く納得することがありました。
それは、「目は最小の臓器である」というお話。あぁ、確かになと。眼球はまぶたに守られてはいるものの、目を開けているときは覆うものすらありません。ただ涙や油分の膜で覆われているだけ。そう考えるとかなり無防備です。しかも、無防備が故に、花粉だったり、ほこりやチリだったり、風だったりの影響をダイレクトに受けています。外界とメッチャ戦ってくれているんですね。頑張って跳ね除けようとしてくれるけれど、ときには負けてしまうこともあります。そうなると、トラブルに発展するんです。痒みになったり、充血したり、腫れたり、、、そんなとき、目が臓器なんて発想がないと、ガシガシ目を掻いたり、目をグッと奥に押したりして、「あぁ、痒いよぉ」と乱暴に扱っていたなと思うわけです。
その結果が(100%の原因というわけではありませんが)白内障の発症につながっているのかなとも思います。そういった、普段何気なくしてしまっていることなどがトラブルに結びついていることもあります。そういったことにも気づけるような解説もご用意しました。
若いうちから色々と気づけていると、もっと目のトラブルとは無縁でいられる可能性が高まります。目は失明がいちばん怖いですよね。見えなくなるというのは、私には関係ないとばかりは言っていられません。そうならないためにも、今、現状を把握しておくこと、トラブルかなと思ったときに正しい情報を体系的に見て把握すること、そして定期検診を受けること、などをぜひしていただけたらと思います。
私は、この本の制作を始めてから、目によい朝のルーティンと夜のルーティンをスタートさせました。おかげで、目の調子が不安定だったのですが(見えにくい日、ちゃんと見える日の落差が激しくなってきていたのです)、だいぶ落ち着いてきました。目を労ることをちゃんとするようになりました、苦笑。そうするとね、ちゃんと目は少しずつでも応えてくれます。
『目のトラブル解決大全』は一家に1冊、置いておいて欲しいとの願いから創った家庭の医学のような本です。ぜひ、健やかで見える目を一緒に守っていきませんか?