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大きく差がつく“本番”の心がまえ -“実力発揮できる力”を鍛える-

どんな人・職業でも“本番” “いま頑張りどころ”という場面があるかと思います。

たとえば
◯人前に立ってプレゼンをする
◯試験を受ける
◯発表会に出る
◯仲間と共同で物作りに取り組む

どのような場面を思い浮かべますか?

ここでは私が
子供舞踊塾で6〜7年子どもたちの指導にあたる中で、
子どもたちにぜひ習得してほしいと感じたことを
シェアしていきたいと思います。

▼“いつもはできるんです”が通用しない本番

たった一度きりのチャンスで実力が発揮されなかった時に
“いつもはできるんです”という言い訳が通用しません。

だからこそ
◯本番までの準備
◯本番そのものに実力発揮できる力
この2つがとても大切だと感じています。

▼稽古場で実践して学ぶ

“本番”への心がまえ・楽しみ方

最近、お稽古の最後に“小さな本番”のような感じで一曲通して練習をしています。

その理由は
◯今日習ったことを無駄にしない
◯直すべきところをしっかり定着させて持ち帰る

これらに加えて“本番”にのぞむ心がまえを学んでほしい という想いを込めています。

最後の通し練習直前の“深い深呼吸”

休憩中はお友達と話したり
開放的な気持ちではしゃいだりすることがありますが、
そこから最後の通し練の合図と同時に
子供達は自力で気持ちを切り替えます

休憩モード→集中モードへ
この切り替えと同時に
今日学んだことを、最後の通し練習できちんと発揮できるように
心を落ち着けます。

周りに頼らず自力で切り替えられる力

これがポイントだと思います。
“いまスイッチを入れる時がやってきた”と自分で判断できる力です。

実際に切り替えが足りず、
直前までおしゃべりしていたり
ぼーっとしてしまっている時は
普段しないようなミスもあります。
時には自分の間違いに気がつかないまま
通り過ぎてしまいます。

けれども、
しっかりとした切り替えと深い深呼吸をしてから
通し練習を行うと
同じ子供たちでも歴然と差が出るほどミスが減ります
また、もし間違えてもすぐに気がついて改善しようとする反射神経があります。

この自力で切り替える力 を鍛えさせてあげることがとても大事なのだと気付き
積極的にお稽古に取り入れるようになりました。

▼人生に待ち受ける様々な“本番”のために

“本番”はとてもいいものだなと、常に感じます。

人が成長する上で大切な役割を担っているように思います。

これからの人生、人それぞれに“本番”が待ち受けているかと思います。
そんないざという時、求めらることを存分に発揮できる力が備わっていれば
きっと自分の支えになってくれると思います。

私もその力を鍛えるとともに
子どもたちにも実践を通して教えていきたいと思います。

今日は“本番”の心がまえのお話でした。
引き続きよろしくお願いいたします。

【子供舞踊塾 参加者募集】 
第7回 舞台プログラム
プログラム開催期間:2024年2月〜2025年冬ごろまで

対象年齢:3歳〜18歳(年少〜高校生)
お稽古:1回60分/月4回
(火)(木)13:00〜19:00
(土)(日)11:00〜19:00より
ご都合のよろしい日程を調整いたします。
稽古場:東京都港区エリア ほか

【舞台プログラムとは】
舞台出演(過去に国立劇場や浅草公会堂など)に向けて、日本舞踊の基礎と本格的な舞台準備、様々な日本文化体験を行います。

【到達目標とする4つの学び】
◇礼儀作法
美しい姿勢とごあいさつ

◇日本文化
職人の技術を肌で感じる

◇表現力
自信を持って人前に立つ

◇集中力
聞く力/本番力を養う

ご見学・お問い合わせ
[子供舞踊塾 お問い合わせ]
kodomobuyou@gmail.com

上記メールアドレスもしくは
ホームページお問い合わせフォームにて承ります。



皆さまのご参加を心よりお待ち申しあげます。

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日本舞踊家 有馬和歌子
記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。 いただいたサポートは勉強や研究代に充てて、これからより良い仕事ができるように頑張ります! 引き続き、よろしくお願いいたします。