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源氏で紡ぐ和歌便り 第6章「母として行く道」

こんにちは。梶間和歌です。


「源氏で紡ぐ和歌便り」新作

の公開です。


この10月に引っ越しを予定しており、忙しくなることが明らかだったので、
「公開ペースが隔月からずれるかもしれない」という案内をしようか、実は考えておりました。

昨年まで9月締め切りだったある賞の締め切りが11月に移ったこともありまして。
無理をするのはよそうか、という気持ちが生まれておりました。


が、今回は予定どおり10月に公開することに。
といいますのも、


7月に提出した「現代短歌社賞」300首詠のなかの1章分をこちらに転載することで、
ゼロから連作を生み出さなくとも源氏連作がお披露目できる、

と気づいたからです。

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2020年版の歌集『生殖の海』をお持ちの方、またその無料版をお読みになった方は、
その第2章の作中主体(作中の主人公)が『源氏物語』の登場人物のひとりであることをご存じのはず。

それをそのままこちらに転載するとどうかと思われるのですが、

2021年7月に「現代短歌社賞」のために提出した『生殖の海』は、2020年版『生殖の海』にかなり手を入れたもの。
第2章だけを取り出しても、まあ、変わりましたね、という感想を持たざるを得ない出来上がりになっております。
導入部分をばっさりカットしましたよ。

それの有料転載であれば、読者の皆様に申し訳ない気持ちにも恥ずかしい気持ちにもならない、と判断しました。


そちらの転載ということで、なかなか泡を噴きそうなスケジュールのなかですが、源氏連作を予定どおり公開することに。

歌集『生殖の海』をお読みの方にも
「梶間は1年ほどでこんなに変化したのか」
というところをお楽しみいただけましたら幸いです。


それはそれとして、この源氏連作の公開スケジュールですが、こちらについても考えている事があります。
また日を空けずに更新する記事でご案内する予定です。少々お待ちくださいね。

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作品の朗読音声はどなたでもお聴きいただけます。
ご感想などお気軽にお寄せくださいね。


「源氏で紡ぐ和歌便り」 第6章「母として行く道」



【追記】
※こちらの記事中の作品は「歌集『生殖の海』 2021年版」第二章と同じものです。
「歌集『生殖の海』 2021年版」マガジン、または同第二章をご購入済みの方は、重複のご購入にご注意ください。
ただし、そちらには特に解説やコラムがなく、こちらの記事の有料部分には解説、コラムが添えてございます※
【追記ここまで】

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