「堀河百首」各題の心を読む 春 ~梶間和歌の堀河百首チャレンジ~
かの藤原定家も初学のころ挑み、その後の詠歌の足掛かりにしたという「堀河百首」。
和歌史における末の世、令和の日本において現代和歌に取り組む梶間和歌も、「堀河百首」題で100首詠むチャレンジに取り組んでおります。
その100題ですが、
「月」の題だから「月」が詠まれていればなんでもOK、
といった現代短歌的な詠み方に知的興奮ややり甲斐の感じられる性分でも、あまり、なくて……。
提示されるその題は伝統的にどのように詠まれてきたのか、「堀河百首」ではどのような詠み方がなされているか、など自分なりに調べ、
題の心になるべく沿った(と思われる)形で詠むことを心掛けています。
そうしてそれぞれの題について学んだこと、気づいたことをブログで公開してきたのですが、それをnoteのほうでも読みやすくまとめて参ります。
あくまで私の調べた範囲、感じた範囲のことですが、ご自身の詠歌の刺激、参考に、お使いいただけましたら幸いです。
そもそもこの「堀河百首」チャレンジを始めた時点では、とにかく完走することをめざしていただけ。
「春」の題に取り組んでいる途中で「そうだ、この学びをシェアしよう」と思いついたわけでして、「春」のすべての題についてシェアできているわけではありません……。
「董菜」以降の題については1記事ずつ書いておりますので、「苗代」までについてはダイジェスト版でご容赦くださいませ。
「堀河百首」題で詠んだ春の歌はこちら。
梶間和歌の堀河百首チャレンジ
(和歌作品を読みたい方はこちら↑、題の心を学びたい方はこちら↓)
「堀河百首」各題の心を読む 春
立春~苗代
董菜
杜若
藤
款冬
三月尽
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長旅になりますが、完走までどうぞお付き合いくださいませ。
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