『新古今和歌集』「秋下」秀歌 梶間和歌選
『新古今集』ことはじめ
『新古今和歌集』。
これは、近現代日本社会において広く読まれてきた勅撰和歌集では決してありません。
世間一般の通念を無批判に受け入れ、読んだこともないくせに『万葉集』と引き比べ貶める輩は論外として、
『新古今集』に興味関心はあるもののとっつきにくい、
2千首近く収められているという和歌集を読み通せる気がしない、
どうやらすごい集らしいし、何が良くて何が良くないか判断する目もないのに安易に手を付けるには気が引ける、
など、謙虚さゆえに怖気づきこの