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比較対象がないことで満足度が上がる話


前提条件

  • わかばさんは取引先の冷蔵庫に「ワカバー」を蓄えている。

  • ワカバーとは、スイカに割り箸を差し、サランラップで巻いて冷凍したもの。

  • ワカバーは8月1日に作成

8月1日

取引先から「スイカを冷凍すればスイカバーになる」と聞いて、取引先にあった大量のスイカ、4切れ程度を「ワカバー」として冷凍庫に入れました。その日の昼間には普通のスイカも楽しみました。

夕方、ほぼ冷凍状態になったワカバーを食べてみると、以下のように感じました。

  1. 普通のスイカと比べると少し甘みが足りない。

  2. ワカバーにはチョコレートの種はなく、普通のスイカの種なので、食べるたびに種に当たって少し不快でした。

その結果、「やっぱり普通のスイカの方が美味しいな」と感じ、2本のワカバーを消費しました。

9月30日

9月に入り、スーパーでスイカを見かけなくなった頃、残りのワカバーを食べてみました。

  1. 甘い。夏のスイカの味はもう曖昧ですが、甘いと感じました。

  2. スイカが売られていない季節にスイカを食べるのは、新鮮で季節を先取りしているような感覚になります。

  3. しっかり凍っているので、種も気にせずにガリガリと食べられました。

結論

普通のスイカと比較できない状況では、味以外の要素も絡まり、ワカバーへの満足度が上がりました。夏にスイカを食べて「美味しい」と感じても、いくつか食べると飽きてしまいます。そこでワカバーを作り、季節が変わった頃に食べると、また美味しさを感じることができます。

学び

  • 9月中旬にスイカ割りをしたくてスーパーや岡山(=果物いっぱい売ってそう)で探しましたが、全く見つかりませんでした。果物には季節感があるのが良いと気付きました。

  • バナナやキウイは年中売っているので、季節感を感じません。

  • 冷凍庫にはまだ1本ワカバーが残っています。腐っていないので、捨てないでください。


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