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【わかばルームのすきま教材・構音】文のれんしゅう「たてと」(無料)

どうも、わかばルームです!ご閲覧、ありがとうございます!

「た」の子音に「あいうえお」をつけると「たてぃとぅてと」のようになります。「たちつてと」の「たてと」と「ち」と「つ」の子音は、それぞれ別の音になります。それで、「てぃ」と「とぅ」は外来語で使われる音で、本来の日本語の子音ではありませんから、練習から除外してあります。

私の場合を振り返ると、「たてと」は子どもと練習することになる頻度の少ない音でした。子どもの構音の発達の順序について、一概に言えるものではありませんが、一般的に「たてと」は比較的早い段階で出やすいと言われる音ではあります。だから、この「文のれんしゅう」の登場頻度は少なくて、これにまつわるエピソードも少ないのでしょうか。

やはり、⑥のような文を面白がってもらえた記憶があります。例えるなら、絵本を読むときも、何か事件が起きるページで興味津々になるものですが、ああいう感覚なのでしょうか。

いつものことながら、①~⑩まで、文脈のないところで唐突に出てくる文であります。私が肌で感じるところでも、一般的な発達理論においても、小学校2年生くらいでお話を理解する力がぐぐっと一段階レベルアップする子どもは多いようですが、それまではストーリーにおける因果関係みたいなものが分かってきたとはいえ、やはり断片的にインパクトのあるシーンに惹きつけられて、言葉を楽しんでいるようなところがあるのでしょうか。というより、全体的なストーリーの印象を意識できなくても、ここの衝撃のシーンが気になる…といった短いスパンで楽しむことはできるということでしょうか。だから、むしろ次々と一文で完結していく「文のれんしゅう」が、子どもの興味を惹いてきたのかもしれません。

そこで思い出すのが、昔、民放のテレビ教育番組であった『カリキュラマシーン』です。あれは、テレビ番組の本編を見ない子どもでも、CMになると喜んで見ている…ということから、CMに近いテンポと贅沢さを備えた本編を創れば子どもにウケるに違いないという発想で企画されたそうです。『セサミストリート』も同じ発想だそうです。「文のれんしゅう」も(「贅沢」ではありませんが)、短いテンポでどんどん次の話に移っていきますよね。ひょっとしたら、そこに子どもの興味を惹きやすい秘密があるのかもしれません。

⑧で、「てるてるぼうず」を知らないという話題になることがあり、家で作ってみようとなる流れが起きやすくて、日常への広がりがあります。⑨で、ほっとひと安心な表情を見せるお子さんもいます。

●「たてと」の音を、文レベルで楽しくたくさん練習できるように…と考えました。
●幼児~小1児童が読んで練習できるように、全て平仮名と片仮名で表記しました。
●それぞれの文の「たてと」の数をポイント(P)で表記しました。
●4~10Pまで全10文です。
●構音の練習用に作成しましたが、他の用途でもどうぞお使い下さい。
●本教材は、規約の範囲内であれば、個人、法人、公的機関、商用、非商用問わず、無料でご利用いただけますが、サポートしていただくことで拙相談室の活動をご支援下されば幸甚に存じます。
●【ご利用案内と規約】はこちら➞https://note.com/wakabaroom/n/n5d5614f9f0e7
●↓こちらのPDFファイルをダウンロードしてお使いください。A4用紙1枚です。

① ほたると かたつむりを みたことが ありますか。(4P)
② てんとうむしが とおくへ とんでいった。(5P)
③ てがみに きってを はって、 ポストに いれました。(5P)
④ トンネルのそとに、 トラックが とまって いました。(6P)
⑤ わたしは、 あたらしい テレビを たくさん みたいと おもった。(7P)
⑥ たいふうが やってきたから、 となりの おとうさんは おおあわて でした。(7P)
⑦ とっきゅうが やってくると おもったので、 あわてて とけいを みました。(8P)
⑧ あしたの おてんきが とても きになったので、 てるてるぼうずを つくって おきました。(9P)
⑨ たんけんたいの たいちょうと ともだちになれて たのしい たびでした。(9P)
⑩ とうもろこしと トマトを プレゼントしたら、 カステラを たべさせて くれました。(10P)

ご購入いただき、ありがとうございました。

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