ライブで振り返る2024年
今年も様々なライブを見に行ったので特に印象深かったものをジャンルごとにまとめたい。
単独ライブ
1/7 お笑いアレアお正月スペシャル 三拍子お笑いライブ@立川アレアレア ラーメンスクエア
三拍子の無料単独ライブ。2公演とも立ち見が出るほどの人気で大盛況だった。営業でよく見る鉄板ネタやランプの魔人漫才などを披露。
両公演共に観客参加型のネタやグッズやサイン色紙がもらえるジャンケン大会もあり、小さなお子様からお年寄りまで楽しんでいた。
1/20 膝小僧フェス@歌舞伎町Sparkle
膝小僧お仕置きストしんぺーが膝小僧をお仕置きし続ける60分間。今年見た中で1番変でおもしろいライブ。
2/18 囲碁将棋20th anniversary ZEKKEI MANZAI TOUR@日比谷野音
初めて行った囲碁将棋の単独ライブ。初めての野音。暮れていく空と下がって行く気温に反して上昇する会場の熱気と大きくなる笑い声。今年見た中で1番格好良くておもしろいライブ。
6/14 囲碁将棋20th anniversary ZEKKEI MANZAI TOUR@宇都宮市文化会館
宇都宮小旅行も兼ねて日帰りで。おいしい宇都宮餃子をたくさん食べた。会場には小さなお子様も何人かいて、オープニングで「ネタ選びミスった〜!」とオープニングで頭を抱える囲碁将棋。漫才は本当にお子様には見せられない(分からない)ネタばかり。おもしろかった。継ぎ目なくぶっ通しで何本もやる漫才が格好良い。
6/22 三拍子主催「お笑い大好きLIVE」&三拍子単独ライブ「漫才暴夜」@下北沢タウンホール
下北沢タウンホールで2公演行った三拍子フェス。
お笑い大好きLIVEの最後では総勢11人で即興漫才。高倉さんのツッコミを無視して自由奔放にボケる10人の芸人達がおもしろかった。(今思うと久保さんが1番生き生きとボケてた。)
漫才暴夜では主に定期単独ライブ「サンイチラボ」でやったネタをブラッシュアップして披露。トータルテンボスを招いてのトークコーナーもあった。テーマ曲は「ポップしなないで」書き下ろしの新曲。
エンディングでは第100回目記念公演の情報解禁映像も流れ、終演後に一般チケットが販売された。
7/16 チェリーボンボン初単独ライブ「ふざけんな」&新宿バティオス
満員のバティオスで見た初単独ライブ。チェリーボンボンのニンが爆発していておもしろかった。無料の冊子もかわいい。
8/26 にぼしいわし第5回単独ライブ「寓話」@新宿バティオス
漫才、映像、コントが三位一体となった初めて経験するライブ。映像も音楽も小道具も全て2人が作ったもので、にぼしいわしの世界観に浸れた。おもしろいけど何かつらくて、なんかつらいけど笑ってしまう。すごい2人だと思った。
9/16 きつね日和初単独ライブ「荼枳尼天」@座・高円寺2
キャパ300の会場で初単独やるやついねえって!と思ったが、2人の並々ならぬ努力と大勢の人達の協力のもとにチケットは完売。最後の1ヶ月は毎日YouTube動画を公開したり、カウトダウン動画や写真をXとInstagramに投稿したりと今やれることを全部やっていた。おかげで毎日楽しかった。
ライブ当日は2人がデザインしたグッズを御神籤形式で販売したり、後輩がオリジナルソングを弾き語りしたり、演出や映像が凝っていたり、初単独とは思えないクオリティ。
そして、漫才がすごくおもしろかった。
改めて単独ライブって良いなと思った。
今までで1番楽しかったライブ。
10/17 三拍子第100回目記念公演「これでもか!!!」@東京国際フォーラム
地方での単独や定期単独も含めると今年は多分10回以上やっている。
そんな単独ライブの鬼、三拍子の第100回目記念公演。2人がやりたいことを詰め込んだお祭りのような感じだった。
30人編成バンド「オワリズム弁慶」がテーマ曲を生演奏したり、漫才に参加したりと大活躍。
三拍子がシューマッハやダンディ坂野さんと即興漫才をするコーナーもあった。
今まで見た中で1番大きな会場の単独ライブ。
12/28 囲碁将棋単独ライブ「曼珠沙華」@ルミネ the よしもと
今年で芸歴20周年を迎えた囲碁将棋の単独ライブ。オール新ネタ。
オープニングトークもほとんどなく、90分間の公演で幕間VTRは2回。ほぼずっと舞台に立って漫才をやる姿が格好良かった。
次から次へと2人が交互に話したいことややってみたいことをやるスタイルで、作られた漫才を鑑賞しているというよりは2人の立ち話を同じ教室で聞いて笑っているような感覚だった。会場に満たされる大きな笑い声が気持ち良い。
毎週聞いているGERA番組「情熱スリーポイント」で聞いた話を彷彿とさせるような漫才もありテンションが上がった。
即日完売の人気ライブで昨年はチケットを買いそびれて配信で見た為、今年は会場で見ることが出来て本当に嬉しい。
2024年ライブ納め、漫才納めになった単独ライブ。
定期ライブ
きつね日和「漫才狂い〜まんぐる〜」(1月から12月まで毎月)
きつね日和がM-1グランプリに向けて毎月第4火曜日に歌舞伎町Sparkleで開催していた漫才師だけの定期ライブ。
毎回ゲストがおもしろくて、ゲストのニンを引き出すタイマントークが売りのひとつだったが、徐々にトークを通してきつね日和の弱点が明らかになり成長を追うドキュメンタリーのようなライブに変化して行った。
ゲストに刺されて落ち込んでリンパを流したり、怒ってスタンドマイクを振り回して飛び跳ねたりする松本さんが一時期まんぐる名物のように。
「きつね日和は新ネタ2本」も売りのひとつ。どうしても新ネタができない時に作家さんと徹夜で作った漫才が体力と声量を酷使する徹夜明けにはきつそうなネタですごくおもしろかった。
2年前に下北沢で開催した「まんぐる」第1期は3回くらいしか会場で見ることが出来なかったので今年は毎月見に行くことが出来て本当に嬉しい。
1年間お疲れ様でした。
おいふち(4月から毎月開催)
きつね日和おいなり達也さんと親友の俳優、渕野右登さんによるトークライブ。毎月池袋のゲキパで開催。
高田ぽる子ちゃんや俳優でアーティストのFoomiyさんをゲストに呼んだことも。12月はこのトークライブをきっかけにおいふちの2人がFoomiyさんの個展に参加。
11月はM-1の調整で松本さんが来て初めてここできつね日和の漫才を披露。おいふち常連の皆さんが喜んでいて嬉しかった。
毎月入場特典としておいなりさんデザインのかわいいステッカーがもらえる。
4,5,8,11,12月の5回見に行った。
三拍子定期単独LIVE『3年後に1万人集める為のラボ』(1〜5月、11月)
2026年武道館単独ライブに向けての研究トークと漫才のライブ。会場は西新宿か四ツ谷三丁目のレンタル会議室。(1回だけ四ツ谷の小劇場で開催された。)
最初の1時間で近況報告トークと新ネタを3本。最後の30分で作家の小林さんを交えて研究トークを行う。開演前に観客に配られたアンケートも使う。
1月〜3月と11月は会場、4月と5月は配信で。
「強烈」浅草東洋館本公演(隔月)
笑いと歌で全国の温泉施設を盛り上げるユニットグループ「強烈」の本公演。メンバーは6人で漫才を1本、コントを4〜6本くらい。毎回新ネタ。
オープニングとエンディングでは純烈さながらに歌って踊り、一部の観客はペンライトやうちわを振ってコールもする。終演後にはチェキ会も。
おじさん達の青春って感じで楽しそうな雰囲気のライブ。
11月の即興漫才と即興コントのコーナーがすごくおもしろかった。
今年は6公演全て見に行くことができた。
多聞会(毎月)
10月から始まったタモンズの寄席ライブ。
会場は固定では無く、毎回変わる。
10月は新宿末廣亭、11月は野方区民ホール、12月は紀伊國屋ホール。
ゲストが全員おもしろく、全体的にアットホームな雰囲気がして笑いやすい。終演後にタモンズ自ら来場特典のステッカーを手渡ししてくれるのも嬉しい。
私は10月と11月に見に行った。
おなかいっぱいライブ(毎月)
サイヤング、きつね日和、ひらおか族、薫るパトリシア、ボシマックス、せからし会によるユニットライブ。毎月第3か4火曜日あたりにOPEN BASE 渋谷という今年新しく出来た会場で開催。
6月の第1回目に行ったが企画もユニークでおもしろかった。
ラママ新人コント大会(毎月)
東京の老舗お笑いライブ。タイトルと違ってベテランも出るし漫才やピン芸もやる。会場が元々音楽をやるライブハウスで真ん中に大きな柱もありステージが低いので正直見にくい。
だが人と人の頭の隙間から見るお笑いがなんか楽しい。
今年は2/23にきつね日和、5/31に強烈、12/20にクリスマスSPを見に行った。
今年初めてラママに出たきつね日和は10人の観客がバツの札を上げたら強制的にネタが終了する「コーラスライン」で出演。札は4本しか上がらず無事に絵描き歌漫才を完走した。また出てほしい。
ショーゲキしもきたドォーン(毎月)
下北沢の「しもきたドーン」という会場で毎月開催されるライブ。主催で元TBSアナウンサーの浦口直樹さんとかわのをとやさん、女性アイドルの3人がMCを務める。
古着屋の横にある錆びついた螺旋階段を登った先にある隠れ家みたいな会場。平成初期を感じるノスタルジックなオープニング&エンディングVTR。低い舞台に所狭しと並べられたパイプ椅子。シルクハットに燕尾服で登場する浦口さん。観客の男性比率が他に比べて高く、下ネタも良くウケて笑いやすく楽しいライブだった。
「アングラ」という言葉がよく似合い、会場も含めてとても好きだったのだが会場のしもきたドーンは来年3月末で取り壊しが決まっているらしい。駅前再開発の為らしいが、なんとも寂しい。
今年は8/17に三拍子や虹の黄昏が出演した回を見に行った。ちょうど阿波踊り大会の日で外からお囃子が聞こえていた。
事務所ライブ
ビクターミュージックアーツ事務所ライブ Wonderwave
毎月第2土曜日に下北沢シアターミネルヴァで小波、中波、大波の3公演が行われる。小波500円、中波1000円、大波1500円。意外に小波にもおもしろい芸人がいるお得なライブ。
3〜4組ずつネタをやった後に各々が用意したエピソードトークを話す時間もある。
中波と大波はゲストが来ることもあり、12月の中波ゲストは決勝直前の真空ジェシカ。
売れっ子はまだ1組もいないが、おもしろくて変な芸人がたくさんいるので毎月楽しい。
オススメはきつね日和(漫才)、さんぽ(コント)、秋山ローズ(ピン芸人)
今年は10月を除いて毎月行くことができた。
サンミュージックGETライブ
サンミュージックの事務所ライブは第2火曜日〜木曜日の3日間行われる。会場は新宿バッシュ!とバティオス。2日目のMCはエルシャラカーニと三拍子が交代で行う。
12月は年末スペシャルということでエルシャラカーニがMCで三拍子はゲストとして登場。
M-1の時期はトム・ブラウンやモグライダーがゲストに。
ビクターと違って1組ずつ落ち着いてトークをするような時間はないが、若手達の仲が良いのでワチャワチャとした団体芸的なものが生じるときもある。
私は密かに平場でやるヒガ2000さんの仮装が楽しみ。(今年見た中では若い頃の久保さんの宣材写真をお面にしてつけて来たものが1番おもしろかった。)
若手達をいじったりいじられたりして楽しそうな久保さんを見られるのも事務所ライブならでは。
今年は2,8,11,12月の4回見に行った。
入場整理やアンケート用紙の回収のお手伝いをしているぺぺるとちかえのこども!の4人の接客が丁寧で毎回感動する。ちかえのこども!のねぇねがすごくかわいい。
Jimbocho ファーストステージ
よしもとの事務所ライブ。ファースト、セカンド…と勝ち上がった人が神保町の劇場に出演することができるらしい。
ケンナカノさんのiぷらすというコンビ目当てで見に行った。
観客がめちゃくちゃシビア!!能動的な笑い声が全く無い。悪く言えば空気が重いのかもしれないけれど、おもしろい時にはちゃんと笑い声が起きた。
今活躍している芸人さん達もこういうところで鍛えられたんだなぁ…とよしもとの厳しさを垣間見た。
5/27に見に行った。
プライムライブ
プライムという事務所のライブ。9月に所属の福留光帆ちゃんと福留ちゃんの推薦でゲスト出演した三拍子目当てで見に行った。
スポンサーがついていて来場者にちゃんとしたドリンクが無料配布され、出演者にも和牛とかお酒とかの豪華な賞品が渡されていた。
福留ちゃんとみんなのたかみちさんのMCがおもしろく、初めて見る芸人さんばかりで楽しかった。
会場の赤坂チャンスシアターは3年ほど前に高倉さんが出演した劇団さるしばいの劇団員と芸人のネタライブと同じ会場。
トークライブ
猫と花
流れ星☆と三拍子のトークライブ。会場は代々木のA Talk Club WOOFER。
4ヶ月に1度くらいのペースで不定期開催。
4人の近況報告から始まり、4人がやりたいことをやったりするライブ。最後はなぜか高倉さんの提案でおじさん同士のキスゲームが始まり、ちゅうえいさんの提案でちん揉みの時間が始まる。
還暦になってもキスとちん揉みは続けてほしい。
終演後はなぜかカラオケ大会。
今年は4月に配信、12月に会場で見た。
にぼしいわしのメケメケ
9月に始まったにぼしいわしのトークライブ。
フリー過ぎる2人がゲストに先輩芸人を呼びアドバイスをもらう。にぼしいわしが漫才をする時間も。
9月のゲストはマシンガンズ西堀さんと三拍子高倉さん、11月はマシンガンズ滝沢さんとメイプル超合金の安藤なつさん。
にぼしいわしの真面目さと直向きな一生懸命さが滲み出ていて、2人を優しく見守る先輩達とのやり取りがかわいい。
11月はTHE W決勝直前ということでDay Dayの取材カメラが来ていた。
7/13 チーモンチョーチュウ菊地が60分喋り続ける!+きつね日和
タイトルの通り菊地さんが60分間1人で喋り続け、ラスト30分間は初対面のゲストとトークをするライブ。ゲストはネタもやる。
1人喋りのトークライブは初めてだったが60分間があっという間に感じるくらいおもしろかった。その場で話すと言うより予めエピソードを幾つか用意していたようで、ノートに話すことを書き留めていたらしい。
ゲストとのトークではきつね日和の漫才を褒めてくれて嬉しかった。(この時のご縁で菊地さんはきつね日和の初単独ライブにも来ている。)
おいなりさんが飛ばしたメガネが舞台の照明に引っかかる奇跡を起こしたのもおもしろかった。
西堀ウォーカーチャンネルトークライブ
YouTubeの西堀ウォーカーチャンネルを全く見ていないが、西堀さんの「芸人という病」を読んでおもしろそうだったので見に行ったライブ。
何を言っていたかほとんど記憶にないが、誰かの「借金の上限は貯金と同じ」という言葉だけは気に入って覚えている。
全体的な雰囲気が楽しかった。
1月と5月の2回見に行った。
10/24 ポイズン吉田トークライブ〜お前ら久しぶりに喧嘩しようぜ〜
A Talk Club WOOFERにて開催。
出演者はPOISON GIRL BAND吉田さん、グランジ大さん、長澤のぶとしさん、LLR福田さん、みのるチャチャチャ♪さん。東京大吾組のメンバーが数年ぶりに集まったライブらしい。
出演者のことをほとんど何も知らない状態で言ったがめちゃくちゃ楽しかった。5人のトークのテンポが良く、良過ぎて驚いたくらい。止めどなく話題が出てくる。3時間くらいやっていたが全くダレることは無かった。
誰かが「トークライブやラジオは何を言ったか記憶に残らないくらいの方が良いらしい」と言っていた通り、内容はほとんど記憶にない。
ただ、吉田さんがちゅうえいさんのコンビ名を思い出せなくてずっと考えていた様子がおもしろかった。(共演者と観客からのヒントで最後の最後に思い出し拍手を浴びていた。)
11/15 これでもか!!!でもか
三拍子と作家の小林さん、オワリズム弁慶の白石なるさんの4人でライブを振り返るトークライブ。会場はA Talk Club WOOFER。特別に編集した映像や当日の写真も公開。
会場にはオワリズム弁慶のメンバーも何人か集まりアットホームな雰囲気のトークライブだった。
事前に募集した質問に答えるコーナーもあり、公演時間は3時間以上に及んだ。
トークライブ中に久保さんが言った一言がめちゃくちゃ格好良かった。THE SECOND優勝してほしい。
ラジオのイベント
ほぼ情熱スリー、全部GERA。
9/1 磁場異常
ポテトカレッジのGERA番組「バミューダトライアングル」のライブ。会場は日経ホール。
ゲストはお笑いJACKPOTで優勝したきつね日和、グコウケン、上海お米ワールド。
ポテトカレッジのホームすぎてゲスト達のネタは受けず、トークでも散々で、最終的にきつね日和松本さんがコモダさんに飛び蹴りをするという暴挙に出た。
めちゃくちゃおもしろかった。
9/1 ふつうのネタライブ vol.2
囲碁将棋の「情熱スリーポイント」でMVPをとったふつおたを漫才やコント、漫談にするライブ。会場は日経ホール。
ゲストが街裏ぴんく、令和ロマン、ラブレターズ、サルゴリラ、パンプキンポテトフライとほぼ賞レースのチャンピオンばかり。パンプキンポテトフライはふつおたを題材に自分達流に新しく書き換えてすごくおもしろかった。
囲碁将棋は私が1番好きな「ごわす」を漫才に。たまらないおもしろさだった。
ライブの演出やVTR、ロビーの展示も凝っていて情熱スリースタッフの番組にかける熱意がすごいと毎度のことながら思う。
12/24 情熱アワード2024
新宿マルイ本館のイベントスペースで行われた情熱スリーポイントの年末恒例イベント。昨年まではルミネだったが鎖国の関係で今年はキャパ60程の会場に。チケットの抽選には外れたが、運良く譲っていただき観に行くことができた。(本当にありがとうございます。)
「来場者は正装で(しかしこの為にスーツを買うな)」という通達とおり、観客は各々が思う正装で参加。会場中央にはレッドカーペットが敷かれ、五千円のタキシードを着た囲碁将棋が映画祭さながらに観客とハグや両手握手をして登場。
今年一年を振り返ったり、先日行われた「情熱スリー知識王」の問題を囲碁将棋が解いたり、知識王の正答率1位やふつおた投票のランキングを発表したりした。
まるで普段の情熱スリーを見学させてもらってるような雰囲気でとても楽しかった。
最後はサンタさんも登場し、メンタル童貞リスナーには絶対に必要ないプレゼントをばら撒いた。
細部までこだわりを感じ、情熱スリースタッフの番組にかける熱意に畏怖した。
このイベントの後は徹夜で展示会の設営をしたらしい。
12月 囲碁将棋の情熱スリーポイント展
新宿マルイ本館の8階で四日間に渡り開催された展示会。ラジオの展示会って…?と思ったが、囲碁将棋のトークやふつおたを見て触って体感できる現代アートのような展示会だった。
入場してすぐオープニングテーマ曲がおしゃれで格好良い映像と共に流れ、映像が終わるとスタッフさん(たぶん作家さんの1人)がiPad片手に現れてメールを読み上げる。
スタッフさんの「囲碁将棋のー」の掛け声に続き「情熱スリーポイントー!」と元気よく言って入場。おもしろくてずっと笑ってしまった。
展示品もグッズもこだわりがすごく、情熱スリースタッフの番組にかける熱意が天井知らずだなと思った。
企画系ネタライブ
普通のネタじゃなかったり、テーマ縛りのネタライブも何個か見に行った。
1/28 オジンオズボーン篠宮暁の一回やらせて
篠宮さんがゲストと一緒にネタをやるライブ。
三拍子とトリオで篠宮さんのネタや三拍子のネタをやった。最後は篠宮さんの歌ネタに合わせて高倉さんが服を脱いでビキニ姿になって歌って踊る。
篠宮さんと久保さんがボケにまわり、高倉さんが一生懸命突っ込むネタで爆笑したのでまたやってほしい。
10/26 レイザーラモンの世紀末DEATH演芸~こいつらテレビでできないネタばかりやりやがる!ヒャッハー!~
レイザーラモン主催のテレビではできないネタをやるライブ。レイザーラモンやきゃべつ確認中、囲碁将棋、ショウショウ、ダイタクなどのベテランからカラタチやシモリュウ、おとうふなどの若手まで出演。
エンディングでRGさんが拳を上げながら放った「コンプライアンスに負けずにおもしろいネタを作るぞー!」という掛け声が全てを表しているネタライブ。
最高でした。また見に行きたい。
出演者は出番が終わると1番後ろの客席で共演者のネタを見る。通路側の席に座っていたのですぐ側を囲碁将棋やダイタクが歩きとてもラッキーだった。
12/1 怒り。
かーしゃ。さん制作のライブ。良く怒っている芸人が出演したり、怒っているネタをするライブ。きつね日和目当てで行った。
MCは良く人を怒らせるからという理由で牧野ステテコさん。MCに不慣れすぎて舞台袖から囁き女将のごとく逐一指示をもらっていておもしろかった。
M-1ワイルドカードの投票を呼びかけるネコニスズに対して1回戦に落ちた芸人が「俺たちの気持ちを考えろ!」と怒鳴ると、ヤマゲンさんは「覚悟が足りない!赤ちゃんの覚悟を見ろ!!40過ぎて赤ちゃんになったんやぞ!!」的なことを言い、赤ちゃんはキリっとした顔をしていた。
12/19 芸人対抗プロ野球ネタライブ
その名の通りプロ野球ネタ縛りのライブ。
野球が全然分からないけど楽しめるだろうかと思ったが、MC久保さんがオープニングで言った通りちゃんと楽しかった。
マニアック過ぎて分からない部分ももちろんあったがそれはそれで楽しい。
久保さんのMCがめちゃくちゃ良くて、野球を知らないお笑いファン向けにさりげなく言葉を付け足したり言い換えたり、出演者やゲストが言う各球団の話題も全部拾っていた。
若手が緊張したり言葉に詰まりそうになるとサッとフォローする姿も格好良くて安心感がある。
またやってほしい。
ツーマンライブ
漫丹田(1/11,8/9)
囲碁将棋とダイタクのライブ。オープニングトークが長く、ネタと企画もある。
1月は次の企画で4人漫才をやろうと話し合っていた。先輩後輩関係なく対等な感じでアイディアを出し合い、徐々にネタが形作られている様子がプロフェッショナルな感じですごく格好良かった。
8月はオープニングトークの最中に地震発生。スタッフの指示で舞台袖に戻ろうとした時にダイタクの片方が客席をチラッと見て「じゃあ俺、残ります」と一言。結局4人全員が舞台で話し続けてくれたおかげで不安が軽減された。
ライブが再開時に言った文田さんの一言もおもしろくて格好良くて、囲碁将棋とダイタクは格好良いなぁと思ったライブ。
企画のゲームも全員が全力で取り組んでいておもしろかった。
7/10 磁石×三拍子スペシャルツーマンライブ
両者が4本ずつネタをやる消費カロリーが凄そうなツーマン。しかも交互にネタをやるので休む暇がほぼない。最後の一本はお互いのリクエストで。
トークは初対面やオンバト、M-1、THE MANZAI時代の思い出やこれからの話など。
佐々木さんに「精力的に色々なことをやっている。」と言われた高倉さんが「自分は何も持っていないからたくさんやらないと…」と自分の力に気がつかずに修行をやり過ぎる少年漫画の主人公みたいなことを言っていてゾッとした。
不定期ユニットライブ
4/24 FKD48 〜Z伝説再び~
おもしろいと人気のユニットライブが復活。仕事の関係で来られないメンバーも何人かいたが、噂に聞いていたふんどし姿でネタをやるふんど6を見ることができてとても良かった。
ユニット漫才で4人のボケを次々に切れ味良く突っ込んでいく久保さんがおもしろくて格好良い。
欲を言えばもう1〜2本ネタを見たかったのでまたやってほしい。
12/9 NORA東京スペシャル
大阪で定期的に開催されているNORAの東京出張版。大阪よしもとの芸人さん達とフリーのにぼしいわしがレギュラーメンバー。今回はゲストにカナメストーンと虹の黄昏。ずっと気になっていたので見にいくことができてとても嬉しかった。
金属バット、Dr.ハインリッヒ、ガクテンソクが特におもしろく、THE W決勝前夜のにぼしいわしの漫才も最高だった。
にぼしいわしはMCも行い、終演後は受付に立ってアクスタを売っていた。
音楽×お笑い
5/12 VS SOMOSOMO -おじさん芸人ユニットとタイマンSP-
アイドルグループのSOMOSOMOとおじさん芸人グループ強烈のタイマンライブ。
強烈はネタと歌。SOMOSOMOのパフォーマンス中に強烈メンバーがリフトされていた。
SOMOSOMOメンバーがお笑いに強く、おじさん達がタジタジになってしまう場面も。
7/15 チャイコフスキーの夜
YouTube番組から派生したリアルイベント。会場は赤坂のオシャレなライブハウス。
芸人さんがネタをやり、歌を歌う。プロの歌手も出演。
出演者は三拍子、サツキ、駆け抜けて軽トラ、歌手グループのマリ4。
お笑いライブにしては珍しくアンコールもあり、三拍子が2本目のネタをやった。
8/6 POISON GIRL BAND 20240806
POISON GIRL BAND吉田さん主催。会場はオシャレなライブハウス荻窪Top Beat。
ほぼ即興で漫才をやり、ネタ終わりに出演者が口パクで歌を歌う。
吉田さん、丁拳銃、東京ダイナマイト松田さん、おしみんまるさんがレギュラーメンバーでゲストに囲碁将棋とみのるチャチャチャ♪さん。
文田さんの盛り上げ方が上手く、囲碁将棋の登場に思わず「キャーーーー!!」と歓声を上げた。
スタンディングで見るネタライブが新鮮でおもしろかった。
吉田さんの一言がとても格好良くて、いつかPOISON GIRL BANDの漫才を見てみたいと思った。
11/27 漫才協会軽音楽部
下北沢のろくでもない夜で開催された漫才協会所属の芸人さん達によるバンドのライブ。
普段は浅草で漫才や落語をやっているメンバーがドラマやギター、ベースや吹奏楽を演奏したり歌ったりする。とても格好良かったが最後の最後に浅草芸人っぽいくだりが出て笑ってしまった。
バンド生演奏アレンジのRYO TAKAKURA’は久々にファミリーレストランのコールもできて楽しかった。
行こうかどうしようかかなり迷ったが、とても楽しかったので行って良かった。
特殊なライブ
会場が普通の劇場じゃなかったり、コンセプトや演出が他に見ないものだったり、主催者がお笑い関係じゃなかったり、丸一日やったりなライブ。
1/21 三遊亭とむ改メ錦笑亭満堂 真打昇進披露興行 満堂フェス
武道館で開催されたフェス。
落語家さんの主催で真打昇進の挨拶もあり、締めは芝浜だったが、DJ KOOのパフォーマンスやチェキっ娘再結成などなんでもありだった。
ナイツ、タイムマシーン3号、東京ダイナマイト、ヤングタウンの漫才を見られたのも嬉しい。
人生初の武道館が落語家さんのイベントになるとは思わなかった。
公演時間は休憩時間を含めて約5時間。肉まんがすごく美味しかった。
3/16 耳で楽しむ漫才ライブ
目に障害を抱えた方を無料招待し、前半は照明のついた状態で普通にネタをやり、後半は真っ暗闇でネタを聴く漫才ライブ。視覚情報が無い方が演者との距離を近くに感じ笑いやすくなったり、ネタの中に視覚情報に頼る場面が意外に多いことに気付かされたライブ。
ライブの主旨とは離れるが、三拍子が新潟のライブに出演したことと地元ネタを大量に入れたネタをやっていて嬉しかった。
6/2 bjb collection
二子玉川高島屋のアレーナホールという会場で開催。バブル世代が楽しく生きよう的なコンセプトのイベントに「強烈」が出演するので見に行った。
会場内には健康や美容に関する商品を体験できるコーナーも。
強烈は歌と漫才とコントでバブル世代のご老人たちを盛り上げていた。
7/11 お笑いの向こう側ライブ
毎日新聞社主催のお笑いライブ。
毎日新聞で連載中の「お笑いの向こう側」に記事が掲載されたコンビの中から第一回目はマシンガンズ、三拍子、にぼしいわしが出演。
ネタ尺が長く、企画は連載に絡んだものだった。
8/15 タモンズの1日イベント
タモンズが大宮の劇場をジャックし4公演行うイベント。通し券購入者は記念撮影と私物にサインを書いてもらえる。私は何を持っていったら良いかわからずサイン色紙を持っていった。
公演はタモンズがネタをやった後にNONSTYLE石田さんからアドバイスをもらうトークライブ、タモンズ全国ツアー「詩芸」のトークライブ、タモンズが毎月開催しているトークライブ「劇場版超熟成ラジオ」、タモンズが大波さん作のコントを囲碁将棋、すゑひろがりず、GAGとやるコントライブ。
どのライブもおもしろく、サインと撮影会の時もとてもあたたかく接してくれた。サイン会は公演と公演の合間に行うのでタモンズは昼から夜までほぼ休憩なし。
2人の体力がすごいなと思った。
10/20 三拍子とディナー(漫才付き)
三拍子が国際フォーラムで単独ライブを開催するにあたって行ったクラファンのリターンのうちの一つ。
虎ノ門のCome Backというお店で豪華ディナーを食べながら三拍子の漫才を見たり、三拍子が各テーブルをまわって話してくれるというもの。
カウンター席に座ったおかげで他のお客さんと一緒に2対1で三拍子と話すことが出来た。普段出待ち等をしないので貴重な経験になった。
料理は美味しくて見た目も綺麗で漫才を間近に2本も見ることができ、隣のファン歴10年のおじさんから昔の三拍子の話を聞いたり「漫才って良いっすよね!!」と言う話が出来たり、とても楽しい時間だった。
終演後はチェキの撮影会もあり、目の前でサンパチマイクを調節する久保さんが超格好良かった。
迷ったが行って良かった。
なおこのリターンは3万円で、久保さんは値段を聞いた奥様に「ちゃんとやった方が良いよ。」的なことを言われたらしく、私は母親に「独身生活を謳歌してるね。」と言われた。
10/26 大妻女子大学園祭
お笑いライブでは無いが、きつね日和がミスコンの司会をやっていたので見に行った。漫才も見ることができて嬉しかった。
11/13 Inter BEE@幕張メッセ
こちらもお笑いのライブではないが三拍子がMCをすると言うので見に行った映像や配信に関する展示会。MCだけだと思いきやネタも見られてラッキー。
セミナーの最中はMCも客側に降りる為、久保さんと並んで話を聞くことができたのも良い思い出。
スタッフさんのご好意で記念撮影できたことも嬉しかった。米も当たった。(グッズとしての米が流行っているのだろうか。)
12/30 くすぶりの狂騒曲 生オーディオコメンタリー付上映会
タモンズのM-1ラストイヤーまでを描いた映画「くすぶりの狂騒曲」をタモンズ安部さん、囲碁将棋文田さん、マヂラブ村上さん、GAG SJさん、劇中でな伊達さん役の俳優 柾さんが話しながら見ると言うもの。
当時の思い出話や事実かどうかの「ある/なし」、撮影裏話などを聞くことが出来て面白かった。
この映画の続きにTHE SECONDグランプリファイナル進出があるのだと思うと、タモンズがタモンズでいてくれて良かったと思う。
賞レース/お笑いの大会
THE SECOND
選考会とノックアウトステージを観覧。
M-1グランプリ
1回戦を数日間と2回戦を1日観覧。
1回戦はななまがりMCの日がサービス精神旺盛で1日中すごく楽しかった。
R-1グランプリ
秋山ローズを見に1回戦を数時間だけ観覧。
8/31 野菜1グランプリ
小島よしおさん主催の野菜ネタ縛りお笑い大会。
協賛企業がたくさんついており、来場者にも野菜関係の商品がお土産で配られた。
審査員はナイツ塙さんや山田邦子さんと言った芸人さんの他に、JAの関係団体から野菜のプロも参加。
ネタ終わりに野菜ネタに関するコメントを残してくれるのでおもしろかった。
優勝はベルナルド。
お笑いJACKPOT
年収100万円以下の芸人のみ出場できるお笑いの大会。優勝賞金は100万円で、飲むシリカという飲料水を販売している企業が2か月に1回くらいのペースで開催している。観客投票で勝者が決まる。
今年は9月と11月に決勝戦を見に行った。
観客投票という特性上ゼロ笑いコンビが優勝したことがあり、試行錯誤の末に9月から「決戦ではおもしろくないコンビに投票する」というシステムを新たに導入。
さすがに決戦の3組に残るコンビは全員おもしろいので「嫌だなぁ…」と思いながら投票した。
12/21 社会人漫才王
その名の通り社会人漫才師の大会。副業禁止の職業に就いている方もいる為、賞金や賞品は一切なし。チャンピオンの名誉のみが送られる。
MCは囲碁将棋。審査員は三拍子高倉さん、誠子さん、POISON GIRL BAND吉田さん、かもめんたる う大さん。前座に大学生コンビの乙女ブレンド。
完全にMCと審査員の芸人の方々目当てで見に行ったが、ネタも平場もめちゃくちゃおもしろい!!言われなければアマチュアだと分からないくらい。
審査員の高倉さんも言っていたが独自性が強く「見たことのある何かっぽい」と感じるネタが無かった。
作り込んだネタやニンで勝負するネタ、喋くりにコント漫才、色々と見られて楽しかった。
惜しくも優勝は逃したが少女しのび列伝のネタを見にライブに行きたい。
全力で一生懸命ネタをやる乙女ブレンドに文田さんが涙したり、社会人であっても平場に厳しい根建さんのMCが「やさしくて気さくなあんちゃん」って感じでとても良かった。
根建さんの「何言っても良いんだよ。後で謝れば良いんだから。」という言葉を聞いて「これだから囲碁将棋好き。」と思った。
THE SECOND関係のライブ
THE SECONDのおかげでこの世代の漫才師が集まるライブも数多く開催された。どれも見応えがあっておもしろかった。
3/10 いぶし銀ライブ
出演は三拍子、2丁拳銃、モダンタイムス、タモンズ、リニア。
MCはきつね日和。
会場はなかの芸能小劇場。出囃子主催。
このライブきっかけでタモンズを好きになった。
4/16 八幾三
出演はロビンフット、ズンズンポイポイ、ランジャタイ、三ケ月マンハッタン、タモンズ、ハンジロウ、ツーナッカン、囲碁将棋。
会場は千川びーち部でロビンフットのおぐさん主催。
来年もまたやってほしいライブ。
三ケ月マンハッタン仲嶺さんのTHE SECOND考察が面白かった。
12/4 来年こそお台場で漫才したいだけなんや/ツーナッカンの若手にかわいがってもらうライブ
出演はツーナッカン、ザ・パンチ、三拍子、ブラゴーリ。
会場は新宿ブリーカー。ツーナッカン主催。
ネタはもちろん企画がかなり楽しかった。
12/13 OLD ROOKIE
出演はモグライダー、トム・ブラウン、虹の黄昏、ツーナッカン、LLR、ロビンフット。
MCはうちまつげ。
会場は浅草東洋館。出囃子主催。
ネタも平場もツーナッカンが絶好調でおもしろかった。
他にも書ききれないくらいたくさんのライブで1年間笑わせてもらい、楽しませてもらいました。
芸人さん、作家さん、マネージャーさん、ライブに携わる全ての皆様ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。