時間の過ぎ行く早さと永遠の苦しみ

8月12日(水)の日記

友人の家に行こうと思っていたけど、いろいろあってキャンセル。

そこから、娘の宿題を手伝ったり、掃除をしたりしていたら、もう昼になっていて、風呂に入って本を読み(読んだのは村上春樹『猫を棄てる』)そこからまた掃除にとりかかったりしていたら、もう夕方で、さらに夕方からオンラインレッスンをやったらもう一日が終わっていた。

 週末に高校のハンドボール部の集まりをオンラインでやるから、まだZOOMを使ったことのない友達と試しに繋がってみた。友達の娘さんが友達にZOOMのやり方を教えてあげていたんだけど、その子が生まれたとき、わたしは中国から帰ったばかりで中国のお土産を持って、生まれたばかりのその子に会いに行った覚えがある。ああ、年月の過ぎるのはなんと早いことか。

 そうそう、そんななかある人と電話で話していて、「期待せずあせらず」という言葉をわたしに伝えてくれた。いろいろあるけど、(たとえば、不登校のような)長期戦のときは「期待せずあせらず」というのが大切なのかもしれない。育児全般、日本語教育でもそうだし、誰かを育てる時に「期待せずあせらず」というのは大事な姿勢なのかもしれない。

 一日も十五年も過ぎてしまった年月はあっという間だと思うのに、今の苦しみは永遠のように感じてしまうのはどうしてなのだろう。

==========

定期購読マガジン「ことばとつばさ」を更新しています。日本語教育、不登校、心の持ち方などについて書いています。初月は無料です。購読いただけたらうれしいです。よろしくお願いします。


いいなと思ったら応援しよう!

わかば
サポートよろしくお願いいたします。 サポートいただけたら、大好きな映画をみて、 感想を書こうと思います。