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衣替え

子供服の衣替えは

非常にめんどくさい


去年の冬物の中には

今年も着れるもの
サイズアウトしたもの
次女におさがりできるもの
おさがりにするにはまだ大きいもの
次女もサイズアウトしたもの
知り合いの子供におゆずりできそうなもの

がある


さらに言えば
もう着れないけど捨てられないくらい愛着がある洋服

もある

これらを振り分けて収納するのが

本当にめんどくさいのだ


衣替えをしたあとの私の楽しみは
長女が着ていた服を
次女に着せる瞬間だ

この服着てる時はなぜかいつも汚すんだよな
とか
これ着て旅行したな
とか

そんな長女の思い出が詰まった洋服を
次女に着せる

するとその服は
また少し違って見える

これ〇〇ちゃんの服だ!

と長女が気づく時もある

その頃の写真を見返したりすると
目の前にいる娘はすっかりお姉さんになっていて

いつまでも赤ちゃんだと思っていた次女も
大きくなったのかよくわかる


長女には新しい服を買わなければ
と思うと
次女もおさがりばかりではなく
少しは新しい服を買おうか
という気持ちになり

最近ではお揃いの服ばかり買っている


子育てしていると
子供のアップデートにより
買ってもあっという間に使わなくなったものがたくさんある

親の気持ちの方が追いつかなくて
いつまでも捨てられないものが多い

衣替えの手がなかなか進まないのは
洋服ひとつひとつにたくさんの思い出が詰まっていて
それが勝手に思い出されて
ついつい手を止めて考え事をしてしまうからだ

長女を出産して4年

自分のことなんか放ったらかしで突っ走ってきた

そんな自分の頑張りも思い出す

次女を妊娠しながら自転車に乗り
長女を保育園に送り迎えする時に大活躍したマタニティのトップス
そろそろ白い服を買ってみようと思い、結局汚されたTシャツ
娘とお揃いで買ったデニム


まだまだ自分を大切にできる時間は来なそうだが
こうして思い返せば
私もなかなか楽しんでいたのがわかる


衣替えが終わり
夏服は衣装ケースに詰め込まれる

次の衣替えの頃
この夏のどんな思い出を私は思い出すのだろう
今から楽しみだ

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