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緊急事態宣言下の大学生お出かけ事情とおうち時間の過ごし方調査

こんにちは!若年層のインサイトを研究する「若者マーケLab」です。
今回の記事はインターン生の長島と原でお送りします。

1月8日に首都圏で発令された緊急事態宣言下での大学生の行動や遊び方について、首都圏在住の大学生約400名を対象に調査を行いました。
外出自粛が要請される中で、学生はどのような基準で外出をし、どのようにして友人や恋人とコミュニケーションをとっているのでしょうか。お出かけする【人】【時間】【場所】のほか、【おうち時間の過ごし方】の項目に分け、発表いたします。
大学生や若年層を対象とした集客施策・マーケティングを行っている方に、少しでもお役立ていただけますと幸いです。

目次


①緊急事態宣言下で会う【人】について

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「4人以上での会食は避ける」という要請に従い、過半数の大学生が大人数で遊ぶ事に抵抗があることが分かりました。
コロナ禍に入る前から2,3人の少人数で仲がよければ会うことがあっても、グループ等の大人数の場合は終息後へリスケしたり、そもそも予定がなくなってしまうことが多いようです。
また、以前は当日に約束して遊びに行くことも多くありましたが、緊急事態宣言が出てからは前もって計画を立てて遊ぶことが基本になりました。

それに伴い、あまり仲が良くない人を誘う事は少なくなり、大学生ならではの「ノリで誰かを誘う」ようなことが無くなりました。

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では、具体的にどのようなメンバーで会っているのかというと、親友や恋人といった関係が深い人とのこと。身近な人ならば多少安心できると感じるそうです。

②緊急事態宣言下で人と会う【場所】について

大学生は人が多く集まる特定のエリアを特に怖がる傾向がありました。

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上位には渋谷・新宿・池袋などの繁華街、特に大学生にとって普段からなじみのあるエリアが回答されました。一方で銀座・日本橋・上野など、大学生があまり訪れないエリアの繁華街の名はあがりませんでした。

また都内に拠点のある学生は都内の特定のエリアを回答していたのに対して、地方の学生は東京全体を怖いと回答していました。

エリアを全く気にしない学生は2%程でした。

③緊急事態宣言下で人と会う【時間】について

大学生の遊びといえば、居酒屋やカラオケなど夜に遊んでいるイメージが強くあるかと思います。緊急事態宣言下の現在、友達と会う時間はこのような結果となりました。

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約2/3の学生が昼をメインに友達と会っていることが分かりました。
昼に会う理由としては、時短営業の他にも、「夜の街での感染例が多い」というイメージから夜間外出することに抵抗があるとのこと。
夜に会う場合は、週に数回ある登校日の放課後に食事に行く程度のようです。

④緊急事態宣言下で人と会う【内容】について

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いちばん大きな割合を占めていたのは、友達と遊ぶことを自粛している学生でした。リモートで友達と遊ぶ学生と併せると、約37%は外出を自粛していることが分かりました。

友達と遊ぶにしても、会う時間が夜→昼メインへと移り変わったことで、カフェなどでランチをする学生が増えました

不特定多数の人との接触が少ない、友達と家で遊ぶ、ドライブなども緊急事態宣言下の遊びとして人気があるようです。

また、昼に会うことがメインになり、遊んだ後の解散時間もこのような結果となりました。

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先ほどの結果と同様に約1/3が外出を自粛していますが、
遊んでいる人の半分は時間を繰り上げて遊ぶ、もう半分は普段と変わらず夜中まで遊んでいるようです。

⑤おうち時間の【過ごし方】について

外出自粛または早めの帰宅によって、大学生の2/3の「おうち時間」が増えています。授業終わりでバイトもできない、友達とも会いづらい、友達とは解散してしまった、そんな家での時間の大学生は何をして過ごしているのでしょうか。

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調査によると、過半数の学生が動画を視聴して過ごしているという結果が分かりました。筆者自身もYouTubeを視聴する時間が増加しています。

その他の意見としては、ゲームや読書等の娯楽のほか、オンライン授業がメインになったことで増加した授業課題を行う、筋トレや長風呂やスキンケアを丁寧するなどといった自分磨きをする、という意見がみられました。

⑥おうち時間の【フードデリバリー】について

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外出自粛や、友達や家族と家で過ごす機会が増え、フードデリバリーの需要も高まりました。金銭的な事情や配達地域の都合で利用していない人は1/3程度いますが、2/3の学生がフードデリバリーを利用しています。
注文する際は「普段から食べなれているチェーン店」と「普段あまり食べないお店」でおおよそ半々に分かれました。

●普段慣れ親しんだものを注文

全国でチェーン展開され、普段から慣れ親しんだものをフードデリバリーでも注文します。品物は普段から口にするため、思っていたものと違うということが起こりにくいです。

●普段食べないようなものを注文

店舗での注文と異なり配送料がかかるため、フードデリバリーに特別感を求める層です。普段頼まないような料理や、同じハンバーガーでも、普段行かないような少し高級感のあるものを頼みます。

まとめ

アンケート結果から、緊急事態宣言下の大学生は「友達と会うのは自粛する」「時間帯やエリアに気を付けながら遊ぶ」「宣言下以前のように変わらず遊ぶ」に三分され、三者はそれぞれ同じくらいの割合で存在するようです。

調査対象:大学生・大学院生
対象人数:①401/②386/③382/④112/⑤102/⑥297/⑦118/⑧81
調査方法:SNSアンケート
調査期間:2021年1月15日~2021年1月17日
調査目的:緊急事態宣言下の大学生の行動に関する調査

さらに詳しい内容のお問い合わせやご相談等ございましたら、若者マーケLabまでご連絡ください。

https://waka-lab.com/

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