お酒飲まなくても楽しいんで大丈夫です
「えー!いがーい!」とよく言われるのだが、お酒が飲めない。逆になんで強く見られるのかわからない。顔だろうか。
昔は弱いなりに飲んでいたが、妊娠・授乳期と病気をした期間お酒を飲まなかったらますます弱くなった。
お酒が飲めないせいで心無いことをたくさん言われてきた。
「人生損してる」だとか「つまらない」だとか。
特に心に残っているのは旦那の母のオトモダチに言われた言葉。
「飲めんの?!もったいないわー!うちにお嫁に来たら私が鍛えてあげたのに!」と言われた。笑いながら。
ぞわっとした。もしそのオトモダチの息子と結婚したら、体質なんてお構いなしに飲まされるのだ。
私は自分のキャパ以上に飲むと初期段階で全身が赤くなり、頭が痛くなる。お腹にまだら模様も現れる。その後鼻が詰まり、最終的に吐く。楽しい時間はほんの少ししかなく、その後はつらいばっかりだ。
だから、量を飲めば強くなると信じている人がこわい。身の危険を感じる。
しかもオトモダチは笑いながら言った。猟奇的な人に見えた。
もしかしたら私に親近感を持ってくれてそんなことを言ったのかもしれないが、義母の友人なんて私にとっては完全に他人だ。ただただこわかった。
その後、またそのオトモダチに会う機会があったのだが、彼女は手首にギプスをしていた。
聞けば、酔って階段を踏み外し手首をついたらしい。しかも酔っていて覚えていないらしい。
え?酒に飲まれてんじゃん。そんな人に酒強いマウントとられてたの?酒に負けてるってことは弱いってことと同義じゃない?
と気づいてからはお酒に弱いことに対する蔑みが気にならなくなった。本当に強くて、酒に飲まれることなんてなくて、最後まで楽しい人はそんなマウントとらないし。強い人ほど「無理せんでいいよ~」って優しい。
私はアルコールが入らなくても楽しいし、最近はノンアルドリンクが充実しているから全然困らない。ハンドルキーパーを申し出れば、むしろ飲まないことを喜ばれる。
今日私はちょっとしたイベントでしゃべる。世間一般には大したことではないが、私にとっては一大事である。ということで、気合を入れるためにこちら(画像参照)をいただいた。
そうしたらいろいろ思い出したってわけ。
こちら、大好きなのだが、置いてあるスーパーを1軒しか見つけられていない。
近所のスーパーさん、たくさん仕入れてください。
サントリーさん、末端まで行きわたるように周知をお願いします。
私が買います。
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