見出し画像

あなたの商品説明から 売り込み感を消す 方法。

1.売り込み感のある文章なんてすぐわかるやん?

全くその通りなんです。売り込み感のある文章って自分が買い手の時はすっごく敏感にわかるんです。

だけといざ自分が商品に関する文章を書いてみたり、考えてみたりするとあら不思議。気付かずに売り込み感満載の文章を書いてしまうなんてことがよくあります。

とは言えその売り込み感があるなしの”明確な違い”が分からないと自社の文章の判断もできないと思いませんか?

この記事を読み終わるであろう5分後にはあなたは「売り込み感のある文章と無い文章の違いは何?」と聞かれても答えられるようになっています。

そもそも「売り込み感のある文章」ってどんなものでしょうか?

【売り込み感のある文章】
・グイグイアピールしてくる。
・なんだか空回りしてる。
・別に買えない値段じゃないのに買ったら負けのような気がする。
・怪しい…。

といったところでしょうか。

逆に考えるとこうならないようにすればよいわけです。そのための方法を一つ紹介しますね。

2.誰もあなたの話なんか聞きたくない。けれど…。

ちょっと厳しい書き方をしてしまいましたが初めてあなたに接する方にとってあなたは警戒すべき存在なんです。

不要なものを売りつけてくるんじゃないか?カモにしようとしているのではないか?と読み手は全身を鎧で覆っているような状態だと思ってください。

1初めての商品に接するおばあ

人間は変化を恐れる生き物です。現状維持を良しとします。
あなたも何か新しい行動や大きな買い物をしようとしてもいろんな不安が押し寄せてきて現状維持を選んだことがこれまで何度もあるかと思います。

それは人間としていたって普通の反応です。ホメオスタシスなんて言われますが分かりにくい横文字はとりあえず置いておきます。

じゃあ逆に「どんな話なら聞きたいですか?」

 【聞きたい話とは?】
・自分の役に立つ話。
・面白い話。
・興味のあるジャンルの話。
・仕事に関係のある話。
・今の悩みに関係ある話。

などでしょうか。書き出したらキリがありませんね。

これらに共通するのは「あなたにとってプラスになる話」であることです。

面白い話だって友人や取引先でのコミュニケーションをプラスにしてくれます。

仕事や興味のある話ももちろん知見や経験となってプラスに働くでしょう。

悩みや健康に関する話なんて言うまでもありませんよね。

「まてまてワッキー、うちの青汁はめっちゃお客さんの健康にとってプラスになるぞ!無農薬野菜を使ってるし、一日分の栄養素がこれ一杯で摂れるんだ!」なんて言うかもしれません。

3.特徴を読み手目線で伝えてみよう。

2読み手目線で伝える画像

あなたが前項で書いたような青汁を売ろうとしたらどんな風に伝えますか?

・無農薬野菜を使用しています。
・一日に必要な栄養素を配合しました。

こんな感じになりませんか?

これ、NGです。

答えを聞きたかったら有料記事に…なんてまだ少ししか記事が無いのでやりません(笑)人気のない序盤こそ役に立つ話をしていきたいと思っています。

脱線してしまったので話を戻します。

では青汁の特徴再度みて加筆すると‥‥

(弊社は)無農薬野菜を使用しています。
(弊社は)一日に必要な栄養素を配合しました。

となります。簡単に言うと主語が”I”なんですね。

あなたの周りにも自分のことばかりペラペラとしゃべる方が居ませんか?(ワッキーも関西人で良くしゃべりますが…)

基本的に人間は自分の話をしたいと思っています。お酒を飲みながら友人と話すときに自分の話をば~っと話すとなんだか気分がいいですよね。

逆にいうと人の話ばかり聞いているのはつまらないんです。
でも聞きたい話というのはあるんですとお伝えしました。

覚えていますか?

3読み手が聞きたくなる話

そう。

読み手は「自分にとってプラスになる話」は聞きたい。でしたね。

ではNGだった2文を改善してみます。

 【主語がIの書き方(NG例)】
・(弊社は)無農薬野菜を使用しています。
・(弊社は)一日に必要な栄養素を配合しました。
 【主語がYOUの書き方(OK例)】
・弊社の青汁は無農薬野菜を使用しているのであなたはもちろんのこと、大切なご家族の誰もが安心して口にして頂けます。
・朝食が軽めだったり一日2食が中心のあなたでもご安心を。たった一杯で(あなたは)一日分の栄養素が摂れます。

ここで覚えて欲しいことはたった一つ”YOU”を主語にして「あなたにとってどんなにプラスなのか?を書くこと」です。

もしかしたらあなたは「無農薬って書けば読み手に取って体に良いって普通わかるでしょ?」なんて思うかもしれませんね。

ですが、あなたも経験があるかと思いますが説明文なんてほとんどが流し読みです。

読み手は「読んで、想像して、深く考えてくれるだろう。」なんて思わないで下さい。そうさせるのが売り手であるあなたの役目です。

4読み手はきっちり読んでく

「こんな風に使ってくれるだろう。」ではなく、その使っている風景をきちんと伝える必要があるんです。

だからこそ”YOU”を主語にして書くことで読み手が想像しやすい状態を作り上げます。

4.まとめ

いかがだったでしょうか?

売り込み感が無い文章にするために必要なことは「YOUを主語にして読み手に取ってプラスになることを具体的にイメージできるように書くこと」です。

なかなか慣れないと難しい作業だったりします。ですがこの作業を普段からしていると対面でのセールストークにも生きてきますし、様々な販促物の文章で使うことができます。

5YOUを主語に使用

場合によってはあなたのHPが全部書き直しになってしまう可能性もあるでしょう。

そこでめんどくさいからやらないでも良いですし、「ラッキー!タダで改善点が見つかった!!」と思うも自由です。

できれば気付いた改善について前向きに受け止めて行動して頂ける方にこの文章が届きますように。

ではでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?