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私には、母親がいるけど母親がいない


私を産んだ人を母親と言うなら
私には母親がいます

私を心配してくれて
いつでも味方でいてくれる人が
母親と言うなら

私には母親はいません


母方の祖母は
孫より娘が可愛いと言っていました

母は私に対して
悪魔の子
あんたのせいで私はつらい

と何度も言いました

母親に殺される夢を
何度も見ました


母にとって私は道具です
連絡が来る時は
欲しいものがある時と寂しい時

応答しなければ
また罵詈雑言が始まる


いっそ存在しない方が
美談で終わらせられたかもしれない

母親が恥ずかしかった幼少期
母親に邪魔され続けた青春

母親は私を支配するのが上手
友人も義実家も巻き込んで脅迫する


だから
私は人を頼るのが苦手

優しい言動には裏がある
信じると裏切られる

そんな感情に関しては
おかげで英才教育を受けられました

大学まで出してもらったし
ご飯も食べさせてもらった

だからまだ幸せなのかもしれない

でも実際、母親の役割って
そうじゃないと思う

通学途中で痴漢にあった時
「じゃあどうしろっていうの?」

インフルエンザで寝込んだ時
「近寄らないでね」

そう返答されたのは
不信感を抱くのに十分だった

私はそんな母親にならない
私はちゃんと母親になれるかな



毒親育ちのみなさんが
沢山の幸せを感じられますように

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