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崩壊3rd メインストーリークリアまでプレイしたので感想

はろーこんにちわ。
ひさびさに熱中できたゲーム、崩壊3rdをとうとう最新のメインストーリーまでクリアできたので、適当に感想を書いておきます。

今のアカウントでは14日ほどプレイしているみたいなのですが、スチーム版を最初40時間ほどやったあとに、昔アカウントだけ作ってたせいで新規ログボを貰らえてなくて作り直したので、とんでもないくらいプレイしたことになります。
だいたい100時間↑くらいでしょうか。

それでは、感想をのべていきましょう。

1.丁寧なキャラクターの描写、よく練られた物語

あなたはただの絵姿なのか、そうしてあれらの星やこの土のように真実ではないのか?
彼らはものの鼓動もて脈うっている、しかしあなたはあなたの静寂の中に限りもなく遠のいている、描かれた形よ。
あなたが私とともに歩んだ日もあった。あなたの息吹は温かく、あなたの四肢は生命を歌っていた。

ここまで面白くプレイできたのは、ひとえに物語がおもしろく、続きが気になるようにできていたからです。

おもしろい物語は、感情移入のしやすさ、個々別のキャラがきちんと描写をできていること、期待を裏切らない・良い意味で裏切ることなどが上げられます。

崩壊3rdは丁寧に各キャラクターの描写をしているので、ストーリーでの感情移入がしやすく、とてもおもしろかったです。
最近読んだ漫画でいうなら、葬送のフリーレンくらい、きっちりキャラクターを描いていました。

この辺は大陸特有の、余裕があるソーシャルゲーム、という感じがします。
日本のソーシャルゲームは割とこの辺が雑というか、メインストーリーはあくまでも主人公だけの物語で、駆け足気味に展開を消費していくイメージがあります。
どうしてもリソース的な問題があるので、しょうがないのですけどね。
長い長い叙事詩を描いていたら、サービスが終わってしまいます。

物語にはショッキングな展開も多いのですが、お約束は外さず、各キャラクターの成長や、心理描写をしっかりと描いているので、必要な描写に思えておもしろいです。

あまりにもやりたいだけ、ショッキングな展開で気を惹きたいだけの物語が最近多くて、激おこだったこともあり、さらに良く感じちゃいました。
具体的に言うとなんとかセブンの3とか。
わたしはいつまでも許しませんからね!
意味のない死は現実だけで十分です。

このあたりの話は、あまりにも世の中に出る作品が多すぎること、また予算や時間があまり割かれないことから、埋もれないためにより過激に、失敗をしないように確実にウケる記号的な展開やキャラクターに、短い時間で描写をするために駆け足になりやすいからだと思います。

仕組み的に、そうなってしまいやすいのです。

以前、友人がこういったことに対して、日本人は気が短いと言ったら、いつまでも変な人が文句を言っているのを見たので、あまりそういった主語が大きいことは言わないでおきます。  

満漢全席と一粒の米には、みたいな価値観の違いの話をしても怒られるだけですからね。

また、非常に良く話が練られていると感じました。
根幹がしっかりしていて、よくあるような適当な後付感がある設定だと感じさせる様なものは出てこないです。
何年も続いてるのに、話がブレないのは素直にすごいと思えました。

2.高品質な音楽と美麗なグラフィック

「ぼくらは朝から晩まで歌う、先へ先へとぼくらは旅をする、そうしてどこへ行くのかぼくらは知らない」

ここも物語の次に、好感が持てたポイントです。
そもそもプレイし始めたきっかけが、ショートアニメを見て、音楽とグラフィックに感銘を受けたからでした。

ストーリーを知らずに見ても惹き込まれるほど、ショートアニメはよくできています。

この中でも特に気に入っているのはこの3つ。

曲はこのあたりが好きです。

3Dモデルもとても綺麗で、コンシューマーゲームよりもよくできているとおもいます。
ストーリーはLive 2dのグラフィックも多くて、すごかったです。
おかねのちから、感じます。

この二人は見た目・キャラクターともに好き
キャラクターだけで言えば、律者たちはいいキャラをしてて好きです

3.快適なプレイフィール、爽快なアクション

私は高価なおもちゃを探す、そして金や銀の塊をあつめる
お前はお前の見つけるどんなものからでも楽しい遊びをつくり出す。
私は到底手に入れることの出来ないものに私の時間と力とをすりへらす。

わたしはPC版に箱○コン、途中からSwitchのプロコンでやっていたのですが、かなり快適にプレイできました。

UIはマウス、アクションシーンはコントローラーといった使い分けはしていましたが、特段不満を持つようなところはなかったです。

話しかけるボタンがRだったりBだったりするところだけはちょっとアレ? となりましたが、些細な点ですね。

120FPSでもプレイできますし、かなり快適でした。

アクションもかなり爽快感があり、プレイしていて面白いです。
基本的に無双系のような感じで、ひたすらこちらの攻撃を押し付けて倒すゲーム。
ただ、ストーリーは貸出キャラで基本プレイすることになるのですが、芽衣先輩とブローニャちゃんは足は遅いし、動きももっさりしていてちょっと嫌でした。

 キアナちゃんの百練の500000000倍もっさりしてる

4.課金しなくても楽しめる

世界の講堂では、粗末な草の葉も日の光や真夜中の星たちと一緒に同じ絨毯の上に坐る
そのように私の歌も、世界の胸の中では雲や森の音楽と同席している
しかし、金満家のきみ、きみの富は太陽の喜ばしい金や沈思する月のやわらかい光のあの単純な偉大さとは少しも関係がない

先ほど書いた通り、メインストーリーは全く課金をしなくても、基本貸出キャラでプレイをするので楽しむことができます。

わたしは容赦なく課金して、薪炎の律者・識の律者・理の律者を揃えてましたが、あまり役に立った感じがしないくらいには課金が意味ないです。
もちろん、エンドコンテンツやらなんやらをやるなら話は違うのですけど、ほとんどしなくても問題はありません。

キャラクターがほしいのでなければ、課金をしなくても楽しめるという懐の広さには好感が持てました。

わたしは欲しかったので、容赦なく課金してます。

5.膨大なコンテンツ量

あなたの琴には無数の弦がある、私の弦をそのなかに加わらして下さい。
その時あなたが弦をうつごとに、わたしのこころは沈黙を破り、わたしのいのちはあなたの歌とひとつになるでしょう。
あなたの無数の星のなかに、わたしの小さいランプを置かして下さい。
あなたの光の舞踏の中でわたしの胸はとどろき、わたしのいのちはあなたの微笑とひとつになるでしょう。

かなりの時間プレイしているはずなのですが、ようやくメインストーリーをクリアできたくらいで、他のやりこみ要素や、オープンワールド、サイドストーリーは全くプレイできていません。
そのくらい膨大なコンテンツがあります。
メインストーリーだけでも、一章クリアにおおよそ2〜3時間はかかり、それが30章。

サイドストーリーはオープンワールド系が4つ、これもかなりやりごたえがある感じがします。
他にもメインストーリーと同じ形式のものが6章くらい、加えてイベントが2週に一度ほどの頻度で開催されるあるさま。

永遠に終わらないのではないかと、わたしは震えています。
あと、漫画も無料で読めるのが20巻分程度あり、すごいボリュームです。

漫画だけでも読み切るのにだいぶ時間がかかりました。

無限に時間がないのに手を出してしまったせいで、けっこう大変なことになってます。
いつになったら消化しきれるのでしょうか。

原神、崩壊スターレイルも話が繋がっているようですので、それらにもいつか手を出したいですがおそらく無理な気がします。

だいぶ長くなってきましたので、このあたりで〆ようとおもいます。

ちなみに全く関係のない、引用している詩はタゴールの詩です。

それではまた。