YouTubeはCD、配信はLIVE
昨日合計9.5時間の配信をしました。
そこで確信した事を踏まえて昨日のnoteの話の続きとして90年代に青春してた雪凛が特に同世代の皆様へ向けてキャラクター経済の振る舞い方について考察したいと思います。
YouTubeはCD
雪凛のYouTubeからの集客は自分の知識や技術・サービスを利用した解説動画がメインです。
YouTubeの特徴は作り手側が作り込んだコンテンツ(では無い場合もありますがw)をユーザーが…
①時間や場所を問わず
②好きな時間に好きなだけ
③好きな再生速度で見る
と言う事です。
CD爆売れ時代を知る雪凛世代にとって①②は普通に納得できる事でしょうw
③についてはCD世代にはあまりピンと来ないとは思いますけれど、ストリームメインとなった現在、特に情報収集目的での運用では外す事のできない要素であることは想像つくのでは無いでしょうか?
雪凛世代的な観点だと③は自分の好きな曲をピックアップして(曲間のタイミングなども考えつつ:笑)オリジナルのカセットテープを作って自身で楽しんだり好きな人に送ったりしたアノ感じかもしれませんw
…今の子には解らない感覚だろうなぁ(=´ω`)_з トオイメ…
ともかくポイントはコンテンツの特性がとにかくユーザーライクである事で、ユーザーに提供しているのは突き詰めると「情報」と言う事になります。
YouTubuを集客の観点から見た時、注意すべきコンテンツメイクのポイントですね。
配信はLIVE
そもそも配信について各アプリは「〇〇LIVE」と銘打っていますしライブ配信をする人をLiver(ライバー)と呼称してるので「配信はライブって当たり前だろ?」と言うツッコミが頂けるものと思います。
(*-ω-)(-ω-*)゚.+:。ゥンゥン.:゚+
その通りなのですが、本noteで取りあげたいのはCDミリオンヒットのアーティストが興業として行ったLIVEです。
「武道館ライブ」とか「ドームツアー」とかやってたアレの事ですね。
そういった点でのLIVEの特徴は…
①講演(興業)の時間が決まっている
②演者側に香盤表(講演のスケジュール管理標的なもの)がある
③観客がいる
と言う事になります。
CD比べてお客の自由度は低く、むしろお客が演者の為に時間を合わせなくてはなりません。
全くユーザーフレンドリーではありませんね(; ^ω^)
ではなぜわざわざお客さんはLIVEに足を運ぶのでしょうか?
そのポイントが実は③で、LIVEには自分以外の観客がいるのです。
その観客の存在が演者側の準備した香盤表を超えた『ライブ感』を生み出す訳です。
ユーザーが観たいのはそのライブ感、別の言い方をすると「体験」をユーザーに提供するのがLIVEなのですね。
…ここで「いや、別に香盤表を決めないで配信してる配信者だっているでしょ?」とか言うツッコミがあるかもしれません。
( ̄ー+ ̄)ニヤリ…それ、大好物です❤︎
それ実は確実に集客を意識していない配信者の特徴なのです。
ライブハウスの熱狂
雪凛実はその昔打ち込み系ユニットでVJやりながらライブハウスで対バン組んで歌ってた時期あるんですw
その時の雪凛のユニットってかなり斬新な事をやっていてライブハウスのスタッフや対バンからの評価は結構高かったものの集客と言う点では非常にダメなユニットでした。
その理由は今思えば当たり前なのですけれど「集客」の意味が解ってなかったので「自分たちが楽しいこと」をやっていただけなのです。
ここでいきなりマーケティングの話を持ち出すつもりは毛頭ありません。
余計な理屈は抜きにして、集客できなかった理由はとても単純でした。
「お客の楽しみ」が全くなかったからです。
具体的に言うと、雪凛達のユニットは毎回内容がガラッと変わるんですね、ステージセットも立ち位置が決まってるくらいでモニターやプロジェクターの位置が変わったり、毎回半分くらい新曲出してたし…
本当に自分たちがやりたい事をやって玄人から「斬新」と言われる事に価値を見出していたからです(; ^ω^)too young!
ライブの楽しみは「体験」だとお話しましたが、この体験というのは演者と観客(のみんな)でその時その瞬間に生み出される共同作業なのですね。
だから『玄人が唸る斬新さ』の成分が毎回半分以上と言うことは、仮にファンの人であっても毎回のライブで知ってる要素が半分以下であると言うことな訳です。
盛り上がれる訳無いのですね_バタン…⊂⌒~⊃。Д。)⊃__
ライブハウスの熱狂とは半分以上お客様が作ってくれるものなのです。
そういった点でいうと、CDで(お客様に)予習をしてもらってLIVEで盛り上がるというのが集客として見たときにとても大切なポイントであることがご理解いただるのではないでしょうか?
CD&LIVE→ストリーミング×配信そして目指すモノは?
では時が下った現在、YouTubeと配信の関係性そしてそこからの集客についてはどうなっているのでしょうか?
現在のLIVE配信アプリに触れた事の無い方は「ガーディアン」とか「アシスタント」(以後〝アシスタント〟で統一)という言葉を聞いて何を想像しますか?
配信アプリによって名称はまちまちなのですけれど、これらはライバーを補助する立場の観客です。
ライバーに準ずる権限を付与されていてライバーに代わって不快なコメントを削除したり、ライブに関するタグを作成してアップしたり、コメント欄の流れを見てライバーの見落としたコメントなどをライバーに知らせたり…と、要するにコ・パイロット、雪凛の好きな漫画ファイブスター物語で言うところのファティマ(AF)です。
うん、萌えますねw
このアシスタントさんはライバーのコミュニティーに属してLIVE配信とは別の場所で情報交換をしたりする事ができるのが常で、盛り上がるライバーさんには複数人のアシスタントさんを有しているのが普通です。
これって要するに「盛り上がるライブに必要な条件(&状況)」をアプリ運営側が準備していると言う事なのですよね。
逆に言うと、この「体験」こそが集客の鍵でお客様は皆そこにお金を払っていると言う事になります。
これ実はオンラインサロンやサブスクリプションサービス全般、クラウドファンディングなどに言える事なのですよね。
商品やサービスがメインではなく「体験」や「ストーリー」を提供してる訳です。
だから熱狂できるし、コミュニティーが広がってゆく。。。
ここの部分が理解出来ない人は上記全てを指して「何だか怪しい宗教なんじゃないの?」とか感じるのでしょうね。
そうやって考えると現在の集客は各々のツールを適切に駆使して「体験・ストーリー」を提供する事を目標に設計しないと全然機能しないんだと思います。
セラピストの体験はリアルな体験ともう一つあるよ♪
さて我々セラピストとしては実際のサービスこそが体験だと思ってしまいますね?
もちろんそれは正解なのですけれど、それはもうちょっと解像度を高めると『商品そのもの』なのですよね。
今日のnoteで語った体験とは実は別物である事を理解した上で宣伝をしないと効果が半減すると言うか…差別化がとても難しくなると思います。
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