子育ても人材育成も、“信じる”ところから始まるよね、と改めて思った話
こんばんは。ずっきーです。
今日は、先ほど子どもに晩ごはんを食べさせていた時に感じた、「やっぱり信じてあげないと成長しないよな」という話です。
晩ごはんのときに、紙パックの麦茶を子どもに飲ませるんですが、ウチの子はまだ握る力の加減が難しくて、自分で持つとストローからピュッと麦茶が飛び出してしまうんです。だから、普段は僕がパックを持って、子どもの口にストローを差し出して飲ませています。よくある話だと思います。
ただ、最近は「自分で持ちたい!」と主張が強くなってきて。。笑 最初は「いやいや、絶対こぼすやん」と拒否していたんですけど、今日は怒ってご飯も食べてくれなかったので、渋々彼にで持たせてみたのでした。
案の定、ストローから麦茶がぴゅーっと噴水のように溢れて、食卓はびちゃびちゃになりました。笑 やっぱりな…と思いつつも、何度かすると少しずつ自分で飲めるようになってきているんです。
もちろんまだ完璧じゃなくて、10回中8〜9回は失敗します。でも、1〜2回は上手く飲めるようになっている。その姿から、「どうせこぼすやん」と思って、僕は最初から信じてあげられていなかったんだな、と気付かされたのでした。
成長を望むなら相手を信じてあげないと。
これって、仕事でも同じだなと思います。
部下や後輩に何かを任せる時、つい「失敗されたら困る」と思ってしまいがちです。だから、細かく指示を出したり、「自分でやった方が早い」と思ってしまう。でも、それだと相手は成長しないし、こちらの負担も減らないんですよね。
実際、部下育成が上手くいかない理由って、任せる側が「信じ切れていない」からだと思います。子どもの麦茶がこぼれるのを片付けるのが面倒くさいのと同じように、仕事でも、部下が失敗した後の尻拭いが面倒だから、つい「まだ無理だろう」と決めつけてしまう。
でもそれって「こちらの都合」でしかないんですよね。
今日、偶然にも上司から「新卒の教育係」をお願いされました。でもきっとそれって偶然ではないんでしょうね。全部繋がってる。笑
新卒の子も、息子も、こちらが気づいていないところで、できることはどんどん増えている。でも、僕が「どうせ無理だろう」と信じてあげられなければ、その成長の機会を奪ってしまう。
もちろん、仕事の世界ではお客さんに迷惑がかかることもあるので、全部が全部失敗を許容して任せられるわけではない。でも、たとえ99回失敗しても、1回の成功から大きな学びと自信を得ることがある。その1回を信じて待てるかどうかは、教育を担当する人間の大事な要素だと思います。
かれこれ10年以上、いろんな業種で人材育成には携わってきましたが(子育てはまだ2年目)、改めて向き合う相手に対して「絶対にできるよ」と信じてあげようと思いました。子育ても、仕事の教育も同じ。大切なのは、失敗を恐れず、相手の成長を信じること。
何気ない日々の一コマから、改めて大切な気づきを得られたので文章にしてみました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
よければ、いいね、フォローして頂けると嬉しいです☺️
Twitterも是非!