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育休の取り方は、もっと自由があっても良いのかも?という話
こんばんは。ずっきーです。
今日は先日、何気なく妻と交わした会話から得た気づき?妄想?についてお話しします。
振り返るとあっという間だった2ヶ月の育休
「育休2ヶ月って、取る前は長いと思ってたけど、今から振り返ると短かったね」
息子の新生児期の写真を見ながら始まった、この何気ない会話がきっかけでした。昼ご飯を食べながら、当時息子をあやすために流していた音楽とか、懐かしんで聞いたりしてると、不意に
「今からでもまた数ヶ月育休取れたら良いのにね」
と言ってきました。
当時に比べれば生活リズムも安定し、自分はフルリモートで働いていて、合間を縫って子供の面倒や家事の手伝いもできている(はず)
なにより、僕は転職直後でまだまだ仕事頑張りたい状況なのに、
「何言ってんねんこの人」
と思いました。
でも、妻はこう続けました。
「当時は生活を成り立たせるためにパパにいてもらう必要があった。でも今なら、子供のためにプラスアルファの機会を与えられる時間にできると思うの」
育休の目的は何か
育児休暇制度は、主に新生児期の育児をサポートするものとして認識されています。実際、自分も息子が生まれて最初の2ヶ月間、まさにそのような目的で育休を取得しました。
※当時の記事はこちら
あれから1年以上が経ち、息子は1歳半になりました。基本的な歩く・食べるができるようになり、行動範囲はどんどん広がっています。何より、自我がはっきりしてきて、好きなものや嫌いなものがわかりやすく表現されるように。家の近くで新幹線が見られる場所があるのですが、ちょっと前までは見ても何も反応しなかったのに、最近になってようやく興味を示すようになりました。
子供の好奇心が爆発的に広がり、言葉も増え、世界との関わり方を学んでいくこの時期。専門家の研究でも、就学前の時期の親子の関わりが、子供の成長に大きな影響を与えると言われています。この時期に、もっと一緒にいる時間を作れたら彼の世界をもっと広げてあげられるのかもしれない。
最初は「何言ってねんこの人」と思った妻の一言が、以外な気づきを与えてくれました。
求む、コピーロボット
一方で、最近仕事が本当に面白い。新しいプロジェクトの提案に携わり機会を頂いたり、新卒の教育係を任せていただいたりと、充実した毎日を過ごしています。フルリモートという働き方のおかげで、家庭とのバランスも程よく両立できている(つもりです)。
でも、ふと考えました。「もしパーマンのコピーロボットで分身が作れたら」と。
古いですかね。。?知ってます?笑
コピーロボット。これです。
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一人の自分は今まで通り仕事を全力で楽しみながら、もう一人の自分は息子と毎日を過ごす。
朝は急かすことなく、ゆっくりとした目覚めと共に、息子の大好きなバナナを切ってレーズンパンをトーストする。
「今日はどこに行く?」
そんな会話をしながら、天気が良ければ人の少ない平日の公園で思いっきり遊ぶ。雨の日は、車で武蔵小杉のグランツリーでも行こうかな。
新幹線の見える場所に行って、息子が指差す度に一緒に手を振る。
「今度は北海道新幹線に乗りに行こうか」なんて話をしながら、ゆっくりと北海道一周の計画を立てる。
これは完全に親の願望だけど、エスコンフィールドで野球を見たい。息子は野球にどこまで興味があるかわからないが、きっと観客の歓声や応援は印象に残るはず。合間には、ボーネルンドの施設で思いっきり遊び回る。
週末じゃなくても、グランベリーモールのNHKキッズファンビレッジに行ける。混雑を気にせず、好きなだけいろんなキャラクターと触れ合える。息子は猫が好きみたいなのでどこかの猫島にも行ってみたい。大好きなたくさんの猫が目の前に現れたら、一体どんな反応をするのだろうか。
季節の移ろいを一緒に感じられる贅沢な時間。桜の季節には、多摩川でお花見をして、一緒にお弁当を広げる。夏は、混雑を気にせずプールや水遊びを満喫し、秋は紅葉狩りに行って落ち葉を集め、冬は誰もいない公園で一緒に雪だるまを作る(雪降ればね)
子供の「なんで?」「どうして?」という好奇心に、じっくり付き合える。図書館で一緒に調べたり、博物館に行ったり。時には息子の質問に答えられず、二人で考え込んだり。
運動会や参観日は当たり前のように参加できて、息子の成長を見守る。習い事の送り迎えも、待ち時間も、全部楽しみになる。帰り道に寄り道して見つけた新しい遊び場で、息子の新しい一面に出会える。そんな何気ない発見の連続が、かけがえのない思い出になっていく。
そんな妄想が膨らみました。
幅広い育休の取りがあっても良いのでは
もちろん、現実コピーロボットはありません。
ですし、書いてみて思いましたが、妄想の半分くらいは僕のやる気次第で現状でも出来そうな気がしてきました。笑
でも、5歳くらいまでは、ある程度自由に育休を取れる仕組みがあっても良いのではないでしょうか。新生児期の「生活を成り立たせるための育休」だけでなく、子供の成長に合わせて「プラスアルファの機会を与えるための育休」という選択肢があっても良いと思っています。
考えてみれば育児の大変さや、子供との時間の大切さは、新生児期に限った話ではありません。産まれた直後は親戚のサポートを得られたけれど、その後は夫婦二人きりになるケースもあるでしょう。仕事の繁忙期と重なってしまい、理想的なタイミングで休暇が取れないこともあるはずです。
将来、制度としてより柔軟な育休の取り方ができるようになれば、親子の時間が今までとは違う形で充実させることができるようになると思います。
明日は仕事ですが、明後日はまたお休み。
息子と公園に行くことを楽しみに仕事も頑張ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!