「動かない」と書いたら、とりあえず動いたことになるかも。
これをバーンアウトというのか?
よく「心がポキリと折れた」みたいな表現を聞くことがあるけれど。
数カ月前に自分が持っていたエネルギーがどうにもこうにも出てこない。
もともと省エネ人間だったけど、それなりのエネルギーを持って燃焼していたんだと気づいた。
なんでもコロナ禍のせいするのもどうかと思うが、きっかけはそれだと思う。自分の場合は、在宅が増え、人と接することが半分以上減って、随分とハリがない生活となった。
大学生のように変に時間ができることもあって、こういうときこそ普段できないことをやれる!と喜べばいいのに体が動かずに過ぎていき、とうとう動かなくなった。
「動けない」ではなくて、多分「動かない」のほう。意思がない感じ。
大きな仕事が1つ、また1つと終えるたびにだんだんと心が消耗していったんだと思う。
むかつく上司のこともどうでもよくなった。前はちゃんとイライラしていたのに。イライラできるだけまだ自分の意思があったのかも。
こんなときでも、気持ちを言葉にしようとする意思が残っていたことはよかったと思う。
自分の場合は、ため息ついたり、酒を飲んだり、散歩したりするよりも、言葉にすることのほうが気持ちが楽になるみたい。
その言葉を、そのままきいてくれる誰かに言えたらいいな。