人たらしのブラック交渉術
人たらしのブラック交渉術を読んだ感想を書いていきます。
相手のメンツを潰すと交渉も潰れる
例えば、隣人が家の前に車を停めていたとして、
こちらからすれば、早く退けてほしいと思う。
ここで、「早く退けてくれませんか?」なんて聞くと、喧嘩腰になってしまう。
なので、違った角度から、質問をすることで相手の機嫌を損ねず、欲しい回答を得ることができる。
それが相手に気づいてもらって自分が言いたいことを悟らせるということ。
この例で言うと、「〇〇さん、ここにいつまで停められていますか?」など。
こう質問することで、
相手は「あ、早く退けないとな」となるはず。
喧嘩腰に頼むと、売り言葉には買い言葉で相手も強気に言い返してくるので注意。
こう言う直接的に何かを伝えるのではなく、間接的に伝え、相手に察してもらうことで余計な摩擦を減らすことができるのだと学べました。
どストレートに伝えると、よくない場面ってありますので、
ここは改めて注意しよう。。
自分がうまくいくと思い込めば、現実にも作用する
本の中で、エルビン・フェルターという人物によると、
ダメなセールスマンと業績のあるセールスマンの違いは、
ダメなセールスマンは最初からうまくいかないことを想像している。
その反面、業績のあるセールスマンはうまくいくことを想像していると書いてありました。
ダメなセールスマンは、例えばアポイントの時、「誰もいませんように」とか、「相手が風邪で休んでいますように」とネガティヴなイメージをしてアポイントに挑んでいる。
こういう悪いイメージをしていると、大抵その通りになるという。
僕たちは自分が何を考えているのかによって思っている以上に影響を受ける。
それが相手にも伝わって、そういう現実になる。
なので明るいイメージを持って商談に挑むことがうまくいくポイント。
確かにこれまでなんかビミョーだなーみたいに思って望んだ商談はうまくいかないし、
いける気がすると思っている商談はすぐに決まらなくても後々お話があったり、良い人間関係が築けているなと思った。
相手の反応は自分の鏡なので、自分がいいイメージをもって、明るく接していれば、相手の反応も変わってくるだなと改めて腑に落ちました。