世界戦略用の日本茶について考えている
ノンアルコールである。17日からなので、今日で8日目である。明日歯の手術の抜糸なので、ちょうど明後日の八戸酒造さんとのおにぎりプロジェクトに間に合うようになっている。本来退院時から飲んでもいいと言われているのだから、本当は飲んでもさほど大きな問題はないと思う。ただし今回は抜糸するまでは飲まないと決めている。いつも僕がしている人生をゲームとして捉える考えだ。今回はアルコールが飲めない世界を体験するというゲームである。
この一週間で2つ気づくことがあった。それはノンアルコールのメニューがまだまだこの国にはとっても少ないということだった。レストランビジネスにとってはまだアルコールで稼いで、ノンアルコールはそこまで追いかけることをしないというのが、まだ現状なのだろう。例えば、通常のコークは置いてあって、ダイエットコークを頼むと無かったりすることがほとんどだ、ノンシュガーで頼もうとすると大抵がウーロン茶レベルで終わる。ノンアルコールのビールはほとんどが一種類だ。
昨日訪れた鮨屋では、ノンアルコールのボトルティーが1万円前後でボトルサーブされていた。僕も少し飲ませていただいたが、ちょうど先日八女市との八女茶イベントを行った直後ということもあって薫りあるほうじ茶は記憶に残る体験となった。ここまで来ると、ノンアルコールがしっかりとしたビジネスになるということの証左だ。ノンアルコール=ペットボトルで出してもいい、アルコールなしの安いドリンクという考え方を改めるべきタイミングが来たのだと思う。
もうひとつの気づきは酒がなくとも十二分に楽しいということだ。僕の親しい友人にも酒を飲まない人が何人かいる。いつもこちらはガンガン飲んでいて、飲まない友人らに申し訳ないなぁっと思っていたのだが、そんなことは全くないのだなぁっと改めて思うのだった。何を飲んでいても非常に楽しいし、そして実はアルコール以上に刺激はあるのは、その場の空気というか雰囲気だった。実はアルコールの有無よりも重要なのは、場作りなんだなぁっと再確認する一週間だった。
気づきの最後に、今度八女茶で世界戦略用の世界最高のお茶を出したいと思う。この一週間のノンアルコールな時間は、やっぱりゲーム性高い刺激的な一週間だったと思う。あ、明日の最初のビールの一口が楽しみ。笑
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