川口駅前の謎じゃないけど謎の銅像
劇団WAGNASオンダです!
今回は結論から言うと謎の銅像ではありません!
当記事のヘッダ画像は、「働く歓び」という名で鋳物の街だった川口にとって誇りと呼べるような銅像です。
この銅像の男性は、昔の川口の鋳物工場での作業員の方を模しているわけですね!
しかし…もう30年くらい前だろうか。
幼きオンダにとっては、恐ろしい謎の銅像でした!
今回はその話をしたいと思います。
実家から自転車でも電車でもバスでも等しく25分前後という、若干アクセスの悪い川口駅。
ただ30年前の6.7歳の頃僕は週一回必ず川口駅に行っていたのです。
当時一部の言葉がうまく発音できなかったので、週に1回だけ小学校を昼に早退して特別な教室に通っており、それが川口駅近くだったわけです。
行きはいつも父が母とともに車で小学校まで迎えに来て例の教室まで行き、帰りは再度父が迎えに来るか母と二人でバスで帰るか半々といった感じでした。
で、その父が迎えに来れないパターンの帰りは、2021年になくなった川口そごう前のロータリーで母とバスを待つのが恒例だったのです。
時間があるときは、そごうの地下でジェラードを食べたり、そごう二階でイッツアスモールワールドの時計を見たり、隣の甘太郎焼き(今川焼きみたいなやつ)の制作過程を見たり、なかなかに思い出深いそごうでした。
そういえば屋上には少しだけ爬虫類を扱うペットショップもあったなー。
話は戻ります!
そごう前ロータリーでバスを待つとき、夕焼けに照らされた「働く歓び」の銅像の背中方向が見えて、とても怖かったのです!!!
正面から見ても知識がないとよくわかりませんが、当時は知識なんてあるはずなく、しかも後ろ姿なので「ハンマーを持った怖い巨人」だと完全に思い込んでいました(笑)
夕焼けでぼんやりだったのもまた恐怖を煽ったのだと思います!
数年後にはその教室も卒業?ということで通わなくなり、行動範囲も広がって友人とチャリで川口駅へ行った際も、この銅像はハンマーを持っているようにしか見えなくて、仲間内でシド(FF4の)だなんて呼んでいたのもいい思い出です。
そして一気に時をかっ飛ばして今になります!
初邂逅から30年経ちましたが、今日も彼は働く歓びを謳って、川口駅を守り続けているのです!
恐らく僕が生まれる前から、下手したら世から去った後も、場所は変われど地元を見守り続けるのでしょう。
どうかこの先10年後も30年後も50年後も、川口の子供たちに「謎の恐怖」を与え続けていってほしいものです!
オマケ
駅から徒歩数分の商店街の入り口にはオーディンと呼んでいた像?もいます(笑)
しかし「川口 ドン・キホーテ」で検索すると、ドンペンくんのほうが先に出てくるのは世知辛いです。
「働く歓び」さんと並んで、彼の方が遥か昔から川口の顔なのになぁ。
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