55年前の未来【名言マガジン】
劇団WAGNASオンダです!
今日はネットコピペではないのですが、往年のSF特撮ドラマ・ウルトラセブンより2つの名言をご紹介します!
有名なので知っている方もいるかもしれません。
それにしても55年前にこんな言葉が、いやこんな作品が作られていたことに今でも驚愕を隠せません。
そしてこの「2つの言葉」、現代人にこそ刺さるのです!
ただ今回の名言はシチュエーションの説明の必要があるので、それを話しながらになります!
つまりあれですね。
「言葉そのものが名言タイプ」ではなく、「シチュエーション込みで名言になる言葉タイプ」ってことですね。
それではさっそくスタートです!
文言だけ見ても色々な想像が膨らんでちょっとわくわくした気持ちになってきます。
これは、メトロン星人の出る回「狙われた街」における、終幕の際のナレーション。
この回のストーリーをすっごく簡単に説明すると、
メトロン星人という宇宙人が地球侵略を企んで、自分が手を下すより自滅させればいいんじゃね?と気づきます。
メトロン星人は吸うと凶暴化する煙草を地球に流通させ人々は凶暴化しました。
地球人の信頼やルールを破壊することで自滅させ簡単に侵略するという計画のメトロン星人ですが、色々あってウルトラセブンと直接戦闘になり、結局負けて地球の平和は守られました。
その終幕で流れるナレーションがコレ!
もうすごい、とんでもない、恐ろしく考えさせられてしまう。
そしてあれから55年も経った今でも…いやむしろ55年前よりも人間同士の信頼は落ちているかもしれませんね…。
55年前に語られた「遠い遠い未来」は、一体何十年何百年先ならば訪れるのでしょうか。
2つ目です!
これは「超兵器R1号」における、モロボシダンのセリフです!
ご存知モロボシダンとはウルトラセブンに変身する(厳密にはセブンがダンに化けている)キャラですね!
この回のストーリーをすっごく簡単に説明すると、
宇宙からの絶え間ない侵略行為に対して、防衛軍は強力な兵器を次々と作っていきました。
兵器を作ったからには実験しなくては、その効果だってわかりません。
とある星に対してその実験を行うが、そこには生物がいて、生き残ったギエロン星獣が地球に報復に来訪します。
ウルトラセブンは経緯を知るがゆえに悩み傷つきながらも、地球人の為にギエロン星獣を倒す…というお話。
この名言は「防衛軍が兵器を作っている」シーンで、ダンが放った言葉でした。
この当時は冷戦や各国の放射能実験など兵器開発戦争をしているという背景もあり、そう言った重いテーマを深く扱った作品として今でも名作とされています。
ん~~~どちらの名言も非常に重たい…
ですが、とても胸に響きます。
去年かな?
ウルトラセブンが55周年という事で「55年前の未来」というショートムービーやその他にも色々な企画が行われていました。
一部しかチェックしていないのですが、この「55年前の未来」という言葉自体に、僕の感性にぶっ刺さる何かや強烈な皮肉を感じました。
ウルトラセブン放映時の55年前には、もっと美しい理想の未来があったはずなんです。
でも今は、「あのとき55年前にとっての未来」には、全然到達出来ていない気もします。
何故ならば、今でも「人間同士の信頼やルールを大切にする事」は出来ていませんし、「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」だって継続しているから、ですね…。
55年前に思い描いた未来が、本当の未来として我々の前に現れるのは、いったいいつになるのでしょうか。
何とも深く考えさせられる名言を2つ、ご紹介いたしました!
ウルトラセブンはほかにも名エピソード、名言が連発なので、少しでも興味がある人は見ることを大変お勧めします!
【開幕告知】
3/23(土)の正午より、都内下北沢駅にて劇団WAGNAS開幕いたします!
当日参加メンバー募集しております!
参加希望はもちろん、ご質問やお問い合わせも下記よりお願いいたします。
【お知らせ】
劇団WAGNASの団員(一緒に活動するメンバー)募集中です!
東京の新たな魅力とノスタルジーを感じたい方はぜひ劇団WAGNASへ!!
※芝居はしません…
興味ある方はこちら↓↓まで